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10/16(土)キハ58・吉備線を行く [鉄道]

10月16日土曜日、岡山・倉敷・吉備路の秋の観光キャンペーンでイベント列車「遊歴観光号」が運行されました。懐かしいキハ28・58が岡山から吉備線・伯備線経由で倉敷までを往復するのです。

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http://www.okayama-kanko.net/aki2010/img/yurekikankougo.pdf
http://www.okayama-kanko.jp/modules/kankouinfo/pub_topics_detail.php?sel_id=608&sel_data_kbn=0

一般にはどれぐらい話題になっていたか定かではありませんが、鉄道ファンは情報を逃さずチェック。この車両は半年に一回ぐらい、みまさかスローライフ列車として因美線を走るのが定番になっていますが、珍しく岡山近郊を走るということで、目ざといファンが沿線に集まりました。

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これは、足守-服部間の撮影地での様子。この他に田んぼの中にも十数名はいましたね。普段は特別な列車の運行もなく、ネットを検索してもなかなか撮影名所がヒットしてこない吉備線ですが、どう聞きつけたのか(かくいう自分もですが)、ポイントには集まるもんですねえ。

弊ブログも、ここのところ「吉備線 撮影地」というようなキーワードで検索して来られた方がポツリポツリといらっしゃいました。そういえば以前吉備線の写真を載せたことがあったかな。これからまた、上記キーワードは冬眠に入るのでしょうが...

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さて、冒頭に載せた写真は午後の帰り(岡山行き)の列車の後追い写真で、こちらは午前の倉敷行きの写真です。

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青空と田んぼと国鉄色列車。2両編成ですっかりローカル線列車そのものですが、僕が子供の頃はキハ58というと急行だいせんとか急行白兎、急行大社など長距離急行の長大列車でした。客車列車の鈍行と比べて、ボックスシートの座席はそんなにかわりませんでしたが、「自動ドアであること」と「冷房があること」が何といっても大きな差別化ポイントであったように記憶しています。もちろん、急行ゆえ「停車駅がちょっと少ない」「追い抜き待ちがなく、行き違い待ちも少ない」ことは当然のメリットでしたが。

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こちらは上記ポイントで撮影後、伯備線総社-清音間に先回りして撮ったもの。時間ぎりぎりに着いたため他の列車での予行演習ができずぶっつけ本番で撮ったところ、架線柱がかぶってしまい、残念...

ついでに、待つ間に撮った一般の列車の写真も含めて何点かを。

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これは、上記の撮影ポイントと高速道路をはさんで西側。こちらは撮影者は誰もいませんでした。バックに高速道路が写ってしまうので好まれないのは当然ですが、ちょっと面白い光景ではあります。4両編成も堂々としてますね。

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一般車はキハ40とキハ47ですが、塗装パターン違いもあり意外とバリエーションがあります。これも、電車の黄色と同様、いずれ朱色一色に統一されていくのですが...

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渡る川の名前が血吸川。物騒な名前だなあと思って調べてみたら、桃太郎伝説のモチーフとなったと言われる吉備津彦と温羅(うら:鬼の名前)の伝説で吉備津彦が温羅の目を矢で射抜いたときに流れた血が川になったと言われるそうです。(観光パンフレットより)

この日は備中国分寺のコスモスも観に行きましたが、こちらの方も被写体としては魅力的(後日記事掲載予定)。吉備路を訪れた鉄道ファンの皆さん、他にもいろいろいい被写体はあるので、巡ってみましょう。と教えてあげたかった秋の一日でした。


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