11/4(木)キハ181系はまかぜを追いかけて [鉄道]
先日、大阪の帰りに砥峰高原に立ち寄った際、播但線のそばを通るので何か列車が来ないかなーと思って調べたところ、特急はまかぜが通る時間帯だったので、家族旅行中ながら田舎道に車をとめて、写真を撮ったことがありました。
結果は、撮影地の事前調査もなくぶっつけ本番で撮ったことから、見事に失敗。
手前がごちゃごちゃ&電線柱に気付かず&最後尾が切れる...
ところでその時、通りがかった寺前駅で、11/7から新型車両導入!という横断幕を発見。あれ、新車への置き換えは今年度末じゃなかったっけ?と思い家に帰ってネットを観てみると、導入が早まって11/7には定期「はまかぜ」がすべて新型のキハ189系に置き換わるとのこと。
そこで、木曜日に先般の休日出勤の代休をもらい、あと3日で定期列車の運用から引退するキハ181の最後の姿を収めるため、兵庫県に遠征してきました。我ながらようやるわ、と思っていましたが、行く先々で撮り鉄の人々がいたのには、もっとびっくりでした。
さて、まずは朝の長谷-寺前間。このあたりかなーと思って狙いを定めて行ってみると、先客が既におられたので、線路際に雑草のないきれいな場所を知ることができました。サンクス。
前回は4両編成だったのに今回は6両。引退間際のサービスみたいなもん?
今度は天気にも恵まれて、よかったよかった。
上記撮影地のすぐ後ろ側では、休耕田はコスモス畑となり、朝もやが立ち上る幻想的な光景が見られました。
この後は、はまかぜのたどるルートに合わせて北上。途中、養父-八鹿、八鹿-江原など撮影ポイントを転々としましたが、タッチの差で特急を逃したり、順光時間が終わったりで、落ち着いたのは国府-豊岡間のポイント。川をはさんだ場所なのであまり大写しにできないこと、線路際の雑草がちょっと多めなこともあり、ベストビューとは言いがたいですが、光はきれいに当たるので、しばらくここに落ち着きました。
その後は、豊岡から西進して、香住にまで至ります。香住の町の南まではバイパスでスイスイ来れますが、そこから香住の町中に入っていくと、何とも鄙びた味わいのある町です。
小さな町を通り抜け、国道が川を渡るところでJRの鉄橋と接近、そこが有名な撮影ポイントですが、既に大勢の鉄ちゃんが集結。人のことは言えない身ながら、「オイオイ今日は平日だぞ。皆さん普段何してる人?」と聞きたくなるぐらい。
車の止め場所を探すのも容易でなく、川向こうの土手にしようと決めたときにちょうど踏切につかまり、向こうからローカル列車が。
窓を開けてとっさに撮った写真です。手前のススキがじゃまですが...ローカルのディーゼルも味があります。
さて、撮り鉄が鉄橋脇に大勢陣取る中、一段と高い裏山によじ登ってみました。もちろんここにも先達がいましたが、3-4人ほどだったので、陣取り合戦になることもなく平和でした。ただし斜面地に足を踏ん張るしかなく、ややぬかるんでいるところもあったので座るわけにもいかず、山の陰で日が当たらず寒い中、20分待つのは結構しんどかった。
ディーゼル煙を上げながらゆっくりと走ってくるはまかぜ。正面に日が回らないのが残念ですが。。。
さて、くだんの場所はほぼ河口で、橋からは海が見えます。雲ひとつない快晴の空の下、青々と広がる日本海です。
東京湾と、ここしばらくは瀬戸内の穏やかな海に見慣れてしまっていたところ、久しぶりの日本海の波を見て、島根・新潟時代を思い出し、懐かしさを覚えました。
香住を後にし、再び豊岡-国府へ。
鉄橋を渡るキハ181系の横顔。
秋の光を浴びて輝くススキ。
日が傾いてくる中、さすがに家路に着かないといけないので、南に向かって車を進めます。それにしても、豊岡-和田山間は意外と遠かった。加えて、国府・江原付近では国道の片側交互通行があったりして、道も混んで大変。北近畿豊岡自動車道は、その名の通り豊岡を目指して和田山JCTから西進するルートの工事が進められていますが、早くできてほしいものですね。
こちらは、和田山駅の東、円山川橋梁にて。
梁瀬-上夜久野間。17時、日没寸前で厳しい中ですが、さすがにD90、薄暗い中なんとか頑張ってくれます。夕焼け空の雰囲気を出すためもっと露出をアンダーに振るべきだったのでしょうが、なにぶん使い始めのカメラ、初めての場所だったもので・・・
山里を行く特急きのさき。前のK-mなら写真にならないような光量で、ここまで撮れるとは上出来です。
これを見送ったら、すぐにとっぷりと日が暮れました。さてあとは家に帰るだけ。真っ暗な中をまずは南へ、そして姫路からはひたすら西へ。いつも土日にしか走らない山陽道を平日に走ってみると、トラックの多さに気付きます。そして、どのトラックも似たようなスピードで走っているのに、ちょっとずつ追い越そうと追い越し車線に出てくるトラックがいるものだから、追い越し車線も休日のようなペースでは流れません。平休日の違いをこんなところでも感じました。そして、1000円では済まない高速料金も休日との違いでした...
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