11/23(火)小豆島 その2 寒霞渓 [旅]
小豆島に上陸後、レンタカーを借りました。車をフェリーに載せて往復するよりも、この方が料金的にお得。ただし、観光シーズンはかなり前から予約しておかないとだめみたい。
満員の船とたくさんの観光バス、これは混雑必至だろうと真っ先に寒霞渓ロープウェイに向かいました。
こちらは山の麓の「こううん駅」。妙な名前ですが、漢字で書けば「紅雲亭」です。
着いたのは11:30頃ですが、ロープウェイ乗り場には既に長蛇の列が。周りから聞こえてくるのは「40分待ちらしいよ」などといううわさ。昼ごはんは道の駅でオリーブオイルパスタを、と思っていたのに、乗るまでにお昼になってしまう。まして、降りてくることも考えると...乗車は断念しました。
駐車場は結構空いているんですけどね。観光バスで送迎するパターンが多いのでしょう。駐車場の周辺は見事な紅葉ですが、そこを悠然と歩いているのは...
野生の猿です。観光客はたくさんいますが、物怖じすることなく堂々と歩いています。
谷の方にもたくさんいました。木々の枝や紅雲亭の屋根などを飛び回り、動物園で見るのとは一味違います。
ロープウェイはいったんあきらめ、寒霞渓は午後に回すこととして、先にランチタイムにします。
道の駅「小豆島オリーブ公園」、オリーブ記念館の中にあるハーブ喫茶グリースでパスタをいただきました。一般的な道の駅のイメージとはずいぶん違う、立派な施設です。
看板メニューのバジルジェノベーゼパスタ。チーズがきいていて美味しい。パンにオリーブオイルをつけて食べるのもまた美味。
窓からは海と島々が見えます。太陽も姿を見せてきました。
これはオリーブ公園とは別の場所ですが、オリーブ畑です。独特のシルバーグリーンをしています。日本の木と比べると違いはあきらか。
さて、満腹になったところで、ロープウェイはあきらめて車で寒霞渓を目指します。
山頂付近の駐車場は紅雲亭とは違い自家用車であふれんばかり。紅葉の季節のロープウェイは圧倒的に輸送量不足なので仕方ないでしょう。
こちらは展望台。この石碑をバックにとっても後ろはぱっとしないのですが、ここで証拠写真的記念写真を撮る人が多く、誰も写らないこの瞬間を待つのは意外と大変でした。
こちらが寒霞渓です。逆光なので、あまりカラフルには写りませんが...
2枚目の写真の左下、鉄の輪が写っているのは、かわらけ投げ(瓦投げともいう)の的です。フリスビーよろしく投げるのですが、なかなか届きません。手前に落下するのがほとんど。
それにしても、海岸からは結構な標高に上がり、風も強いので、寒いです。秋に寒霞渓に行く人は服装に気をつけましょう。
こちらのロープウェイ乗り場は1時間半待ち!下から無理してロープウェイに乗らなくてよかった...
ふたたび山を降りて、土庄港へ帰る途中、オリーブビーチに立ち寄りました。夏は海水浴場になるそうです。男の子は石投げ、女の子は貝殻拾い。浜遊びの定番です。
なんだかんだであっという間に夕刻。土庄港からフェリーに乗り、島に別れを告げます。帰りの船も満杯、またも立ち客がいました。乗船開始と同時に乗り込んで席を確保できてよかった。
新岡山港に着く頃にはもうすっかり夜です。6時間という滞在は短かった。日帰りで来るなら、なるべく朝早くの便で来るのがいいでしょう。
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