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3/19(土)新屋島水族館 [旅]

高松市街の東、源平の合戦で有名な屋島の山上にある新屋島水族館

中四国は水族館が少なく、岡山県では玉野海洋博物館だけ、次に近いのがここ、新屋島水族館ということになります。今は瀬戸大橋が休日1,000円なので軽い気持ちで来ることができますが、震災復興のためもあってそろそろこの制度も終わりになるかも...そうすると、電車と車の立場が逆転するかもしれません。

有料道路の屋島ドライブウェイを走って山上駐車場に車を止めたところで、ハテ水族館はどこかいな?という感じ。駐車場周りには、土産物屋と解体中の建物があるだけ。水族館への案内看板では、左右両方に矢印が出ている。近くにいた駐車場の整理員の人に聞いて、右(北)周りで行ってみることにしました。

遊歩道を歩くこと5分ぐらいで、水族館の入口に到着。他では見たことのない、不思議なアプローチ路です。

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入口を最初見た印象は、これってサブエントランス?メインの入口は他にあるのかな?まあここでも入れそうだからいいや、というものでしたが、実は入口はここ1箇所だけでした。うーむ地味なスタート。

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エントランスを入ると目の前がイルカの水槽とショーの観覧席、これまた何ともいえない唐突感です。ちょうどイルカショーが始まる12:30だったので、まずはショーを観覧します。

千葉の鴨川シーワールドなどを見慣れている身にとっては、さすがに小粒感は否めない。イルカプールは小さくて、アトラクションの最大の見せ場はジャンプですが、ちょっと窮屈で、大プールがあるイルカショーのように右に左にぴょんぴょん飛びまくるというわけにはいきません。この日一番のみどころ写真はこれ。

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そんな中、未来から来た博士と助手に扮した女性水族館員2人が懸命に演技、ときおりギャグも取り混ぜて、精一杯エンターテインメントを提供しようとしている姿には感心しました。

子どもは「面白くなかったー」と実も蓋もない感想でしたが。

続きまして、アシカのナックくんのショー。こちらは主に「顔芸」でしたが、

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ペロンと舌を出しているのがかわいい。最初は、ステージに向かって右端でもっぱら演技をしていたので、左端にいた我々からは遠い上に途中に柱があってよく見えなかったので、盛り上がっている右端の人たちがうらやましかったのですが、一通り終わったらちゃんと左端に移ってやってくれました。

右端ではニッコリ、ベロ出し、シャウトなど。

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左端では、飼育係のお兄さんとの掛け合いやお客さんとのあっち向いてホイなど。お兄さんの関西弁の軽妙な語りがとても面白かったです。

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終わった後も、しばらく残ってくれてお写真タイム。これは叫んでいるわけではなく口を開けているだけなのですが、すごい顔だこと。
ニッコリ、舌出し、口開け、いずれの時も息を止めてやるのだそうで、大変ですね。

ナックくんのショーは子どもにも大うけでした。

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こちらはアザラシのみうちゃんのショー。手(前足)でものを持つのが特技、かさをさしたり、お客さんから物を受け取ったりしてくれます。そしてショーの最後には季節ものの演技を。3月は新入生の格好ということで、かばんと桜、そして帽子をかぶって水槽内で立ってくれます。器用ですねえ。

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日本で見られる水族館は数少ないと言う、アメリカマナティです。意外と人懐こいというか、水槽の周りで眺める人たちをじろじろと見ながらゆっくり泳いでいます。動きは優雅ですが、顔は・・・「象さんみたーい」という周りの子どもたちの声、言いえて妙でした。間近で人間の方をじーっと見ながら追いかけてくるので、怖がって泣き出す子もいました。

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こちら、カブトガニですが、ひっくり返ってじたばたしてかわいそう。ひっくり返ったカブトムシを思わせます。この形だと、起き上がるのは大変だよなあ。

首都圏近郊の大規模な水族館を見慣れた目からすると、規模が小さく施設も新しくない地方水族館の苦しい台所事情が垣間見えるようでしたが、それでもガラガラということはなく、程よく人が入っていました。潤沢に資金を投じて目玉施設を造るようなことはまず難しいと思いますが、知恵を出して今後も頑張ってほしいものです。


タグ:水族館
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