3/11(日)オープン戦 広島vsヤクルト@福山市民球場 [スポーツ]
東京から帰ってきて翌日、福山市民球場でのオープン戦を見に行ってきました。
午前中は雨模様で、11時半過ぎに家を出発してからも雨が降り続きどうなることかと思いましたが、県境を越えるあたりでようやく雨がやみ、なんとか野球観戦日和になりそうな感じです。それにしても、福山東インターを降りてからの一般道は結構渋滞がひどく、球場まではまっすぐ一本道なのですが思いのほか時間がかかりました。
芦田川の河口近くにある竹ヶ端運動公園野球場、通称福山市民球場です。通称とは言いつつ、球場の正面玄関の上には堂々と「福山市民球場」と書かれています。
ちなみに駐車場は無料。
予定より遅れて1時ごろに到着。チケットを買ったりしてスタンドに上がると、本来なら試合開始の時刻でしたが、雨の後のグランド整備のため試合開始が30分遅くなり、間に合いました。
内野スタンドは2層になっていて、3塁側上段に陣取りました。シートは濡れていませんでしたが、足元のコンクリートが濡れていたので荷物の置場にちょっと困りました。3塁側で外野寄りだったので、空いているベンチシートに荷物を置いたのですが、シートが細いので時々転げ落ちそうになり、実際に濡れてしまった荷物も・・・。
東日本大震災からちょうど1年のこの日は国旗や球団旗も半旗です。14時40分過ぎには、広島の攻撃中で打順の間に試合を中断し、球場に居る全員で黙祷を捧げました。
広島の先発は期待の新人野村。1回ノーアウトから比屋根、田中に連打を浴び、2アウトまでこぎつけたものの四球と飯原のタイムリーヒットで2点を失う不安な立ち上がりでした。しかし2回以降は立ち直り、以降はほとんど快音が聞かれず、さすがに即戦力候補は違います。というよりヤクルト打線が湿りすぎ?
レフト側の一角には、数えられるほどですがヤクルトファンがちゃんと陣取っています。点をとったときはしっかり東京音頭で傘を振っていました。しかしさすがにこの小規模の応援団となると、ラッパが少なくラッパのミスがすぐ耳につくのでかわいそうでした。この人たちは広島近辺のヤクルトファンか?関西なりから遠征してきたのか?その辺は不明です。
一方ヤクルトの先発は由規。こちらは1回こそ無難な立ち上がりだったものの、2回は3連打で無死満塁のピンチ。死球、タイムリー、エラーで計3点を失ってしまいます。
その上、次の回は先頭打者松山のピッチャー強襲の当たりをひざ下に受け、そのまま交代となりました。おんぶされてダイヤモンドを去る痛々しさでしたが、診断の結果は打撲ということで、大きな怪我にならなくてよかった。
急遽マウンドに上がった2番手の平井ですが、こちらは2イニングを6人でぴしゃりと切ってとり、これは中継ぎとして貴重な戦力になるかも?と思わせる投球でした。
5回からはエース石川が登板。しかし石川もヒットと四球でいきなり無死満塁のピンチ。そこで早速タイムリーヒットを浴び、「石川よ、お前もか」という展開になりかけましたが、その後を抑えて1失点でしのぎました。
ラッキーセブンは両チームの応援歌にジェット風船もあり、このへんはオープン戦といえどもそれなりに盛り上げてくれます。
7回からは村中が登板。村中は危なげないピッチングで打者を打ち取っていきます。この日は由規・石川と平井・村中とで明暗が分かれました。
ところで打線は、5回に一度チャンスはありましたが得点につながらず、それ以外の回はチャンスらしいチャンスもなく淡々と打ち取られていきました。スタンドの方はというと、この日はもともと風が強かったのですが時間を追うごとにさらに強くなっていき、スタンドの周りにならんでいるのぼりはちぎれそうなぐらいバタバタとはためき、時折ビニール袋が風に乗ってグランド上空を舞い上がるような状態で、どんどん寒くなっていく。
帰りに駐車場から出るのに渋滞するのも嫌なので、結局8回表を終わり4-2でカープのリードのところで、球場を出て帰ることにしました。家に帰ってテレビでジェフの試合も見たかったし。
駐車場から早く出るということに関してはこの判断は正解で、2分ほどで表の道まで抜け出すことができ、あとはスイスイでした。
ですが、家に帰ってインターネットで結果を見てみると、何と9回表に3点を取ってヤクルトが逆転勝ち!いちばん盛り上がるところを見逃してしまった...
ついでに、テレビ観戦したジェフは京都サンガに敗れたというおまけもつきました。
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