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3/9(土)楽天vsヤクルト@マスカットスタジアム [スポーツ]

気温もぐっと上がり、ポカポカ陽気の土曜日、マスカットスタジアムで行われるオープン戦の観戦に行きました。

マスカットスタジアム

星野監督の出身地という縁で、一昨年から秋季キャンプをここ倉敷で行っている楽天。今年は3試合もここで行いますが、今日はその2試合目、ヤクルトとの連戦です。

スタジアム周りの屋台群

スタジアムの外周にずらっと並ぶ露店、中には列ができているところもあります。

もちもちポテト

一番の列ができていたのがこちら、「もちもちポテト」のバラン☆バランというお店。ネットで検索してみると、もちもちポテトというのは高松のトニーズバーガーというお店の商品をフランチャイズ展開しているとのこと。

ホルモンうどんの屋台

今や全国区となった津山ホルモンうどんも手堅い人気です。

岡山デミカツ丼

岡山デミカツ丼はちょっとまばら。

備前カレー

備前カレーや日生カキオコののぼりも見えます。全部は見ていませんが、この顔触れを見ると、蒜山焼きそばもきっとあるでしょう。

マスカットスタジアム

この日はICOCAで買うと500円引き、ということもあり奮発してバックネット裏を購入。写真中央最前列に3人いらっしゃいますが、そのすぐ後ろ、2列目の席でした。選手たちは目の前、バッティングやキャッチングの音、アンパイヤのコールもよく聞こえました。

辛島航

楽天の先発は辛島。毎回ヒットを許してランナーを背負う苦しいピッチングながら、要所を締め、5回を投げ切って1失点でした。緩い大きなカーブが印象的でした。

館山昌平

ヤクルトの先発は館山。2回に味方のエラーも絡んで1点とられましたが、安定したピッチングで5回を投げ切りました。ランナーを出しても危なげなく抑え、さすがはエース。

岩村明憲

ヤクルト打線では、古巣対決となった岩村が2ベース、シングルヒットと快音を響かせて、シーズンに期待を持たせてくれました。

菊池保則

楽天2番手は菊池。6,7,8回3イニングを投げ、7回は満塁のピンチを迎えたものの抑え切り、6,8回は三者凡退と小気味いいピッチングを見せていました。

日高亮

一方、ヤクルト2番手の日高は散々な出来。6回の登板早々ストライクが入らずストレートのフォアボールでスタンドからはため息。その後もボールが先行する苦しいピッチングで、一死一、二塁から中島、牧田、嶋に三連打を浴びいきなり3失点。その後も一死満塁のピンチとなり、何とかそこからは抑えたものの、次の7回に再び3失点。つごう6失点と不安な内容でした。

牧田明久

楽天で当たっていたのは7番に入っていた牧田です。四打数三安打の猛打賞でした。

平井諒

ヤクルト3番手は平井。すでに7対1と試合の行方は決していましたが、淡々と1回を1安打無失点に抑えました。

ラズナー

9回のマウンドに上がったのはラズナー、先頭の山田がヒットで塁に出たものの後が続かず、そのままゲームセット。

スコアボード

ヤクルトもそれなりにヒットは放ったものの、連打がなく1点に終わりました。

楽天ベンチ

さて試合終了後、ハイタッチでダッグアウトに帰る楽天の選手たちでしたが、ベンチ内では御覧のように全員ミーティング。見えませんが輪の中心には星野監督がいるのでしょう。大勝したのに反省会をやっているような雰囲気で、このあたりはオープン戦ならではの光景でしょうか。


3/11(日)オープン戦 広島vsヤクルト@福山市民球場 [スポーツ]

東京から帰ってきて翌日、福山市民球場でのオープン戦を見に行ってきました。

午前中は雨模様で、11時半過ぎに家を出発してからも雨が降り続きどうなることかと思いましたが、県境を越えるあたりでようやく雨がやみ、なんとか野球観戦日和になりそうな感じです。それにしても、福山東インターを降りてからの一般道は結構渋滞がひどく、球場まではまっすぐ一本道なのですが思いのほか時間がかかりました。

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芦田川の河口近くにある竹ヶ端運動公園野球場、通称福山市民球場です。通称とは言いつつ、球場の正面玄関の上には堂々と「福山市民球場」と書かれています。

ちなみに駐車場は無料。

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予定より遅れて1時ごろに到着。チケットを買ったりしてスタンドに上がると、本来なら試合開始の時刻でしたが、雨の後のグランド整備のため試合開始が30分遅くなり、間に合いました。

内野スタンドは2層になっていて、3塁側上段に陣取りました。シートは濡れていませんでしたが、足元のコンクリートが濡れていたので荷物の置場にちょっと困りました。3塁側で外野寄りだったので、空いているベンチシートに荷物を置いたのですが、シートが細いので時々転げ落ちそうになり、実際に濡れてしまった荷物も・・・。

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東日本大震災からちょうど1年のこの日は国旗や球団旗も半旗です。14時40分過ぎには、広島の攻撃中で打順の間に試合を中断し、球場に居る全員で黙祷を捧げました。

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広島の先発は期待の新人野村。1回ノーアウトから比屋根、田中に連打を浴び、2アウトまでこぎつけたものの四球と飯原のタイムリーヒットで2点を失う不安な立ち上がりでした。しかし2回以降は立ち直り、以降はほとんど快音が聞かれず、さすがに即戦力候補は違います。というよりヤクルト打線が湿りすぎ?

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レフト側の一角には、数えられるほどですがヤクルトファンがちゃんと陣取っています。点をとったときはしっかり東京音頭で傘を振っていました。しかしさすがにこの小規模の応援団となると、ラッパが少なくラッパのミスがすぐ耳につくのでかわいそうでした。この人たちは広島近辺のヤクルトファンか?関西なりから遠征してきたのか?その辺は不明です。

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一方ヤクルトの先発は由規。こちらは1回こそ無難な立ち上がりだったものの、2回は3連打で無死満塁のピンチ。死球、タイムリー、エラーで計3点を失ってしまいます。

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その上、次の回は先頭打者松山のピッチャー強襲の当たりをひざ下に受け、そのまま交代となりました。おんぶされてダイヤモンドを去る痛々しさでしたが、診断の結果は打撲ということで、大きな怪我にならなくてよかった。

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急遽マウンドに上がった2番手の平井ですが、こちらは2イニングを6人でぴしゃりと切ってとり、これは中継ぎとして貴重な戦力になるかも?と思わせる投球でした。

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5回からはエース石川が登板。しかし石川もヒットと四球でいきなり無死満塁のピンチ。そこで早速タイムリーヒットを浴び、「石川よ、お前もか」という展開になりかけましたが、その後を抑えて1失点でしのぎました。

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ラッキーセブンは両チームの応援歌にジェット風船もあり、このへんはオープン戦といえどもそれなりに盛り上げてくれます。

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7回からは村中が登板。村中は危なげないピッチングで打者を打ち取っていきます。この日は由規・石川と平井・村中とで明暗が分かれました。

ところで打線は、5回に一度チャンスはありましたが得点につながらず、それ以外の回はチャンスらしいチャンスもなく淡々と打ち取られていきました。スタンドの方はというと、この日はもともと風が強かったのですが時間を追うごとにさらに強くなっていき、スタンドの周りにならんでいるのぼりはちぎれそうなぐらいバタバタとはためき、時折ビニール袋が風に乗ってグランド上空を舞い上がるような状態で、どんどん寒くなっていく。

帰りに駐車場から出るのに渋滞するのも嫌なので、結局8回表を終わり4-2でカープのリードのところで、球場を出て帰ることにしました。家に帰ってテレビでジェフの試合も見たかったし。

駐車場から早く出るということに関してはこの判断は正解で、2分ほどで表の道まで抜け出すことができ、あとはスイスイでした。

ですが、家に帰ってインターネットで結果を見てみると、何と9回表に3点を取ってヤクルトが逆転勝ち!いちばん盛り上がるところを見逃してしまった...

ついでに、テレビ観戦したジェフは京都サンガに敗れたというおまけもつきました。


11/5(土)中日vsヤクルト@ナゴヤドーム [スポーツ]

名古屋から中央線に乗り換えて大曽根へ移動、ここからナゴヤドームまで歩くこともできるのですが、雨天でもあるし、珍しい乗り物好きの血が騒ぎ、地下鉄ではなくあえて「ゆとりーとライン」でナゴヤドーム前矢田まで一駅行くことにしました。

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知っている人は知っている、でも全国的にはあまり知られていない、名古屋名物のガイドウェイバス。見ての通り、乗り物としては一見何の変哲もないバスですが、止まっている場所は駅のプラットホームそのもの。大体、バスの両側にほとんど隙間がありません。このバスは大曽根を出てからしばらくの区間は専用の高架を走りますが、高架路にはガイドレール、バスに案内輪がついており、ハンドル操作不要で走れます。高架道路区間が終わると、あとは普通のバスとして道路を走ることができます。高架区間は電車のように渋滞知らずの定時運行、高架を降りるとどこにでも行ける、という電車とバスを直通運行にしたようなシステムです。

ナイター開催時ながら、普通のダイヤで運行しているので10分に1本。よって、バスはぎゅうぎゅう詰めになります。まあ、余程の物好きでもなければ同じ区間を走っている地下鉄に乗れば済む話なのですが...

乗ってみると、普段バスに乗る感覚に比べると結構なスピードを出しています。あっという間に次の駅、ナゴヤドーム前矢田に到着。短い時間、200円の旅でした。

ナゴヤドーム前矢田は地下鉄に比べるとドーム連絡デッキに近く、高低差も少ないので、それを目当ての利用客も結構いるようです。「余程な物好き」というのはちょっと失礼な表現だったかも。

さて、地下鉄からの客も合流してごった返す連絡デッキを歩いて、見えてきましたナゴヤドーム。

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ヤクルトファンにとっては何とも悔しい「祝優勝中日ドラゴンズ」の横断幕です。首位を逆転されて迎えた10月のナゴヤドーム4連戦、悪夢の4連敗。あれをせめて五分五分で乗り切っていれば...

試合前、グッズショップ「プリズマクラブ」を冷やかしてみましたが、当然のことながら圧倒的多数の中日グッズと中日ファン。隅っこの方にある他球団コーナーを見つけ、ヤクルト応援グッズを探してみましたが、お目当ての傘がなく、何も買わずに出てきました。

入場後、息子は焼きそば、僕は弁当「八百彦ミニ御膳」を購入して、試合開始を待ちます。弁当は天むすと和風のおかずで、なかなか美味しかったです。

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コチラは先発メンバーと控え選手一覧。控え選手一覧が出るのは便利です。(他でもそうなんだろうか?試合開始の30分前に席に着いていることが少ないので、他球場の事情が全部分かっているわけでもないのですが)
途中、代打や投手交代がありそうなときに、デジカメの再生ボタンでこの画面を出せば、誰が出てきそうか予想できて面白いからです。

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今回陣取ったのは三塁側内野A指定席です。三塁側とはいえ、やはり周囲は圧倒的に中日ファンが多い。とはいえ、ヤクルト進出決定後に僕たちが買えた席ですから、ヤクルトファンの購入もあってしかるべきだろうと思っていたら、やはりご同輩がチラホラいて、心細くはありませんでした。昨年のヤフードーム最終戦に比べれば...

この写真は1回裏、赤川が1死1,3塁のピンチで4番ブランコを迎えた場面。この前の森野の打席で平凡なショートゴロを新人山田がキャッチした後に握りそこね、あわてて1塁へ悪送球してしまいピンチを広げたのが痛かった。
結果、ブランコが追い込まれてから強引に振り回さず、やや体制を崩しながらも右方向へ流し打ちという意外なタイムリーヒットで中日先制。5番和田は打ち取るものの、6番打撃不振の谷繁をむざむざと歩かせてしまい、満塁で迎えた平田を2ストライクまで追い込みながら右中間へ走者一掃のツーベースを打たれ、この回一気に4点。

大喜びの中日ファンを尻目に、腐るヤクルトファン。

ヤクルトの攻撃はというと、1,2回と早打ちの淡白な攻めで先発川井の前にランナーも出せない状況でしたが、3回にショート荒木のトンネルで初めてのランナーが出ると、赤川の送りバントの後に初回痛恨のエラーをしてしまった山田が汚名返上のプロ初ヒット・初タイムリーで1点を返します。ようやく沸き返るヤクルトファン、東京音頭で踊る傘。このときになると、3塁側内野席でもポツリポツリと傘の花が咲き、特に僕たちがいた付近には意外とたくさんヤクルトファンがいたことを知らされました。グッズショップに傘がなかったのが残念。

5回には、ピッチャーが赤川から山本哲に代わり端の初球、ブランコがとてつもなく高い打球を打ち上げ、ぎりぎりのところでスタンドイン。またしても沸く中日ファンでした。

ブランコはこの後7回にも、ものすごい当たりの大ファールをレフト上段に打ち込みましたが、「三振前の大ファールだよ」と言っていたらその通り三振してくれました。あーヒヤヒヤした。

ここで試合の本筋以外の出来事を。

まず三塁側内野席に一人、まるで応援団を仕切る人のように(本当にそうなのかも?)、外野席の応援と呼吸を合わせ、手でサインを出しながら、入れ込んで応援しているオジサンがいました。うーん、それをやるならライトスタンドか、せめて1塁側でやってくれ・・・ここはビジターファンもいるところだぞ、と思って見ていましたが...後で写真を振り返ってみるとその異様に熱心な応援姿が写っており、ちょっと可笑しかったです。これも思い出の一つですね。

それから、後ろの席に座っていた、お父さんと小さい子4人連れ?の家族らしきグループ。子どものうち2人はヤクルトの帽子と服を着たれっきとしたヤクルトファンなのに、お父さんは中日ファンで、僕たちの真後ろで中日を応援していました。うーん、こういうときは子どもに合わせてやれよ・・・
その上、ジュースをこぼされ僕たちの足元に流れてきて、大変でした。

試合後半は、その子どもたちや、さらにその隣にいた別のヤクルトファンの子どもたちも一緒になって、ヤクルト攻撃時に歌を歌っての応援開始。なかなか盛り上がって、ちょっとした一体感ができてよかったです。あの子達と記念写真を撮っておけばよかったな。

さて、ラッキー7。ここで気付いたことは

(1)ジェット風船がない・・・ロッテ、オリックス、広島、阪神、ソフトバンクと、ここのところジェット風船ありの球団ばかり見てきたので。

(2)「燃えよドラゴンズ 2011球場合唱編」の、2番3番のライバルチームを歌った歌詞がユーモラスで、思わずくすっとしてしまいました。これ、憎めないですね。
 とーらを倒してコイ釣って~♪ だって。その他の球団と比べて、釣られる鯉が何とも情けない。
 僕たちが応援する球団については、つーばめ落として~のヤクルトはいいとして、ロッテはいつ出てきたのか?と思ったら「海を越え~」の部分でした。マリーンズ=海ってことか。ツバメが出てきたのでカモメかとばっかり思っていて、肩透かしをくらってしまいました。

広島市民球場時代の広島カープのラッキーセブン、カープ坊やが虎だの竜だのツバメだのをやっつけるアニメも面白かったけど、あれを髣髴とさせるものでした。

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8回には、浅尾から田中、山田が連続ヒットを打って「おおっ!」と思ったのですが、後が続かず結局無得点。うーんさすがは浅尾。

このナゴヤドームで、中日のユニホームを着ているお客さんを見ると、男性では多いのは荒木、井端、森野あたりですが、女性では圧倒的に41番。浅尾ガールを一体何人見かけたことか。

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4点リードしながらも8回浅尾、9回岩瀬と手堅すぎる落合采配。岩瀬は9回を3人できっちり締め、5-1でゲームセットとなりました。

遠路はるばる名古屋まで来てこの結果かあ。やっぱり、中日はナゴヤドームで強い。次はやめた方がよい、という教訓でした。


10/2(日)愛媛FC×ジェフ千葉 @ニンジニアスタジアム [スポーツ]

こどもの城からニンジニアスタジアムへ、地図で見ると直線距離は近いのですが、外をぐるっと回っていかなければいけないので、運動公園駐車場へ車で移動。こどもの城駐車場を利用した後に運動公園やとべ動物園に行った場合、管理事務所で認証印をもらうと後で停めた方の駐車料金300円が無料になります。これはJリーグ開催日でも有効でした。

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駐車場から5分足らずでスタジアムですから近いものです。この日は臨時駐車場が開放されることもなく、通常の公園駐車場に収まる台数でした。事前に各種HPで調べていたとおり、公共交通機関でのアクセスは国内でも最弱の部類というのはその通りでしたが、その分自家用車で来るには便利なところです。駐車場が1ヶ所なので、出るのには時間がかかりますが。(後述)

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入場口の階段で出迎えてくれるのは愛媛FCのマスコットキャラクター、オーレくん。この強気そうな顔、口の横のよだれならぬ果汁が気になるキャラクターです。

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オーレくん、たま媛ちゃん、伊予柑太の3マスコット(遠方に見える後ろ姿の3人)のほかにもう一人(一匹?)、一平くんというカエルのマスコットもいます。正式には、スポンサーである「ゆうゆう亭」の店長?なんだそうですが。これが何ともシュールなキャラクター。子どもが頭をなでられていましたが、うれしいのかなあ。

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愛媛FCの応援席。伊予柑太やオーレくんの旗がインパクト大です。

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こちらはジェフ応援席。遠方にもかかわらず結構な数が来ています。ホームチームに負けていませんよ。

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この日のマッチシティ・マッチタウンは宇和島市・松前町とのことで、宇和島市のキャラクター「もーにくん」「もーにちゃん」「吉田くん」「珠子ちゃん」が愛媛FCの3+1キャラクターと一緒に試合前のピッチを練り歩きます。上の写真のかわいい2体がもーにくんともーにちゃんで、牛鬼(後述)をモチーフとしたキャラクターであることは分かりましたが、吉田くんと珠子ちゃんは名前も由来も謎。本気で調べれば分かるとは思いますが...

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メインスタンド、SA席3,000円の券を当日買ったのですが、選手入場口の斜め上ぐらい、かなり近い席でした。

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ジェフのスタメン。DFラインはセンターが竹内・青木良太、左渡邊、右山口で、ミリガンは守備的MFのポジションでスタートです。

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愛媛FCのスタメン写真はエスコートキッズにキャラクターたちも加わって賑やかです。愛媛FCの3体はなかなか絵になるが、一平くんがそっぽを向いている姿がまた何とも...

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試合前、愛媛ベンチのバルバリッチ監督の元に挨拶に出向くジェフのドワイト監督です。二言三言、言葉を交わしていました。

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さて試合の方ですが、前半は愛媛が支配する展開でした。やはり「愛媛のメッシ」こと齋藤学がボールを持つと脅威になります。齋藤が左サイドをえぐってクロス、こぼれ球を押し込まれそうになるがゴールライン上でミリガンがクリア、という危ないシーンもありました。また、ゴールネットを揺らしたもののオフサイドの判定でノーゴール、というシーンもありましたが、後でテレビで見てみると実はオフサイドではなかったという・・・ジェフにとっては命拾いの判定もありました。

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一方のジェフはというと、大島に当てようとロングボールを入れてもうまく収まらず、セカンドボールも拾えない展開。左・青木孝太、右・太田の両サイドも、突破してクロスをあげるシーンはほとんどなく、前半はシュート1,2本しか打てないという体たらく。写真は深井のフリーキックの場面ですが、このときも決定的なチャンスにはつながりませんでした。どうもジェフは前半のエンジンのかかりが悪い。

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さてハーフタイム、宇和島の牛鬼が練り歩きます。首を立てたり寝かしたりして、なかなかの迫力です。それにしても、牛鬼にまたがってくつろぐ一平くんの姿が...スタジアムDJからも突っ込まれていました。

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千葉サポーターも珍しい牛鬼にカメラを向けていました。

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前半の席は隣近所が愛媛FCサポーターで、若干居心地が悪かったので、少し後ろの方でかつジェフサイド寄りに写りました。今度はジェフベンチの後ろからピッチを俯瞰する形になりました。

後半立ち上がりも引き続き愛媛ペース。しかし後半10分頃に負傷から復帰したばかりの伊藤を投入。ミリガンが務めていた中盤の底に伊藤をいれ、ミリガンをCB、青木良太を左サイドバックにポジション変更。また前線ではトップ下の深井と左サイドの青木孝太を入れ替え。ミリガンの中盤はチャンスメークにはあまり寄与していなかったし、青木孝太の左サイドも彼の持ち味が出せず、中央の深井もあまり絡めていなかったで、納得できるポジションチェンジでした。

伊藤が入るちょっと前くらいから少しジェフに形ができ始めていたのですが、この交代を機に一気に流れはジェフに。

いい流れになった中で、一度はじき返されたボールを太田がコーナー付近で拾いクロス、青木孝太がDFを引き連れてニアに入り、その頭上を越えて入ってきたボールを大島がヘッドで叩き込むという意図した通りの形でジェフが先制。

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喜びながら帰陣する選手たちです。

その後もジェフのペースは続き、大島のヘッド、深井のループシュートなどチャンスを作り出します。スペインのサッカーのように、パスを回して長々とボールキープすることもありました(一度だけですが)。

愛媛はてこ入れのためジョジマール、福田健二とFWを投入するが、状況は打破できません。中盤ではいいプレスをかけてボールを奪うのですが、ゴール近くで決定的な仕事ができず、後半はゴールチャンスはほとんど作れませんでした。

残り10分はジェフもあまりボールを保持できず、愛媛の攻撃を跳ね返すことに専念。本来なら、この時間帯でもボールを悠々とキープできるようになってほしいものですが。まあ最後まで危ないシーンはなく、1-0で完封勝利。

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最後までよく走った愛媛の選手たち、ヒザに手を当てて悔しがっていました。

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ちなみにこの日の入場者数は3,246人。岡山で8千人、1万人入っていたことからするとだいぶ寂しい数字です。愛媛のサポーターたちに、フクアリのような器を見せてあげたいなあ。(行ったことある人もいると思いますが)

試合が終わって駐車場から出るのに、比較的出口に近い位置にいても15分ぐらいはかかりましたが、外の道に出てからは下調べどおり混みそうな松山IC方面に向かわず、隣の川内ICに向かいました。これは正解で、ほとんど渋滞に遭遇することなく帰ることができました。

愛媛遠征、今回はジェフも勝ったし良かった良かった。


8/28(日)阪神vsヤクルト@甲子園 [スポーツ]

キッザニアを後にして、大勢の虎ファンに囲まれながら甲子園球場へ。

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小学生の頃かなあ、家族旅行で来たことがあるような気がする。覚えているのは大学生の時に友達と弟とで夏の高校野球を見たこと。

その頃は蔦の絡まる甲子園だったけど、すっかりリニューアルされて記憶とはだいぶ変わっていました。何しろ20年ぶりぐらいだからね。

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マスカットスタジアムで見たときも阪神ファンだらけで肩身の狭い思いをしたけど、ここは本場甲子園。阪神ファンにあらざれば人にあらず、みたいな場所なので、ここでヤクルトを応援しようと思ったら、もしくは阪神ファンの応援から一線を画したければ、外野ビジターチーム応援席に陣取るしかない。

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黄色とピンクを身にまとった虎ファンのゾーンを抜け、外野席の階段を上の方まで上がると、ようやくそこがヤクルト応援席。ここ甲子園でもヤクルトのユニフォームに身を包む人たちがいます。青いメガホンを叩いている人たち、そして旗を振っている人がいるあたりまでがビジター応援エリアです。ヤクルトの攻撃中はみんな立って応援です。

今までどこの球場でも、内野指定席か内野自由席ばかり選んできたので、応援団の真っ只中の席を取るのは初めてでした。座って観戦ばかりしていたのが、攻撃ごとに立って応援するのは疲れるんじゃなかろうか?と思っていたけど、案外そうでもなかった。サッカーのゴール裏サポーター席だと45分立ちっぱなし?だけど、野球は守備の時は座れるので、ちょうどいいインターバルになるものです。

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阪神先発はメッセンジャー。序盤、球数は多く苦しんでいたようだけど、何だかんだで四球は出さないし、ヒットは打たせないしで、点が入りそうな予感がしない。

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ヤクルト先発は由規。雨で流れた昨日の試合からのスライド登板でした。昨日の時点で先発予想が由規だったので、あーあ由規の豪速球を一度は見てみたいなあと思っていたところ、スライド登板になり見ることができてラッキー!

しかしこの日の由規は、コントロールが定まらずメッセンジャー以上にボール先発の苦しい立ち上がり。四球でランナーをためたりワイルドピッチが出たりで、1回から3回まで毎回得点圏に走者を負う苦しい展開です。しかし、3回の1死2,3塁のピンチで、新井のショートゴロを捕った川島が一瞬ファーストに目をやりながら次の瞬間スタートを切った3塁走者を見て本塁に送球、タッチアウト!さらにキャッチャー川本がすばやく2塁へ送球、2塁を欲張った新井をタッチアウトに仕留め、一瞬にして3アウトチェンジ。川島慶三のナイスプレーでした。

以降は由規も立ち直りを見せ、最速155kmのストレートをずばずば投げ込む。遠い外野から見ても、その球の速さは分かります。メッセンジャーも負けず劣らず150km近い速球を投げこみ、両チーム打線は沈黙、1点勝負の投手戦となりました。

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回は巡ってラッキー7、東京音頭で盛り上がるヤクルト応援団。この日、この傘をさして盛り上がるシーンはこの時だけで終わってしまったのですが...

ところで、このビジター応援席にも、間違えたのか他の席がとれなかったのか、タイガースファンが紛れ込んでいる。困ったことに僕の隣が、小太り・メガネ・汗かきの「ザ・大阪のオバチャン」という感じの、タイガースグッズ満載のおばさんと小学生の息子連れ。時々僕のひじが触れると、汗で「ニチャッ」としていて気色悪かったー・・・

それも、席に着きながら、「あら、キップ間違えたんかなぁ」みたいな反応。こういう組み合わせだと子どもの方が阪神ファンというのが普通だと思うが、この子は明らかに野球に興味なし、お母ちゃんに連れてこられた感じでした。そんな彼でもヤクルト応援席の真っ只中に座ることに違和感を感じて、「何でこんな席買ったん?」としごくまっとうな反応をしたのがお母ちゃんには気に入らず、「しゃあないやろ」という感じでむくれてしまったお母ちゃん。いやいやそれは息子の方が正しいで。だってビジター応援席なんて、わざわざ選んで買うもんだろうに。

攻撃の時は周りみんな立ち上がるしそりゃあ阪神ファンにとって居心地のいい席ではありません。彼は野球を見る気が起きないみたいで、食べ物を買いに行ったりDSをしたりで席を外しっぱなし。その態度がお母ちゃんの気に入らなかったのか、何故か怒られて頭をひっぱたかれたりしてました。かわいそうに。そしてまたどっかへ行ってしまい、一人応援を続けるオバチャン。

さて、話を戻して7回裏、阪神の攻撃。

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ジェット風船発祥の地、甲子園。ヤクルトファン以外ほとんど全員持っているのか?というぐらいすごい数で、思わずヤクルトファンもその様子を眺め、写真やビデオに収めている。

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そして一斉に発射!聞きしにまさる大音響、すごい雰囲気でした。

これまで360度阪神の応援に囲まれてきて、特に外野最前列にいる応援団の人なんかは他にはいないすごさだなあと思ったけど、阪神の応援って選手別応援歌のレパートリーは多くないし(この日のスタメンでは柴田、森田、藤井の三人が汎用応援歌)、メガホンを叩くのが主で歌ったり大きな動きをしたりがあまりなく、規模は大きいけど統一感や個性、雰囲気ではロッテや日ハム、中日や広島などの方がいいな、と思っていました。

しかし、このジェット風船は他のどの球団もかなわない、強烈なインパクトでした。これが最大の甲子園体験でした。

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結局、この7回にシングルヒット3本で由規が1点を失い、それが決勝点となり、8,9回は榎田-藤川の必勝リレーでシャットアウト負け。ヤクルト4安打、阪神6安打、長打がなく全てシングルヒットという貧打戦でした。

ところで例のオバチャン、マイペースで阪神を応援し続け、9回2死には周りのヤクルトファンが畠山を応援している真っ只中で一人「あと一人」「あと一球」コールをやっていました。それも、球場全体の阪神ファンの応援リズムと全然合っていない、自分だけの世界。うーんさすが大阪。

甲子園球場、他では得がたい経験でしたよ。


8/27(土)オリックスvsロッテ @京セラドーム [スポーツ]

ブログを書くのは1ヶ月ぶり。夏休み、9月の台風と、いろいろありましたが、ここのところ多忙で、すっかり間が空いてしまいました。思い出しながら書くことにします。

最初の記事は、夏休み最後の土日に月曜日有給休暇をくっつけて、家族で大阪旅行したこと。夏休み前半は暑くてもっぱら家にこもっていたので、家族まとまっての遠出はこれぐらいでした。

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車で行くか新幹線で行くか迷いましたが、行った先での移動が電車ばかりなので、行き帰りも楽をして新幹線に決定。ただし、お金は節約ということで、「こだま指定席往復きっぷ」を利用。いつもは新倉敷発着ですが、今回は昼間の時間帯なので倉敷~岡山は在来線に乗り、岡山から各駅停車「ひかり」を利用しました。

乗車したひかりは久々の300系。岡山以西ではほとんど見る機会がなくなってしまったうえ、来年末には全車引退との報道もあります。もしかしたら、最後の乗車体験になるかも、と思いつつ、最近のLEDタイプとは一味違う「ひかり 東京」の表示幕を写真に収めました。

お昼は大阪駅ビルの上に行ってみましたが、あまりの混雑ぶりに撤退。叙々苑なんて「3時間待ち」と出てたぐらいです。そこで、事前にあたりをつけておいた高架下の「新梅田食道街」に行ってみたのですが...

写真がないのが残念ですが、入口からしてファミリーにはハードルが高い。東京で言えば「ニュー新橋ビル」とか「銀座ナイン」をもっとぐぐっと凝縮した感じ。何かあったら避難できるのか?といささか不安を覚えるような狭い通路、各種入り混じった食堂群、昼間から酒を飲んでそうなおっちゃん、、、入った店は「お好み焼きさくら」、店内はここにしては小ぎれいな方だったので一安心。ただ、お好み焼きは中身が生焼け、水は水道水、という感じでイマイチでした。

梅田から地下鉄に乗ってドーム前へ。

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途中乗換駅の心斎橋は、天井が高く印象的な駅です。御堂筋線は、東京の老舗地下鉄と比べても空間が広くて好きです。

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さて京セラドーム。今回は、かなりフィールドに近い席がとれました。3塁側内野席ですが、結構ロッテファン多し。

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ん?このユニフォーム?
前回、ほっともっと神戸に観に行ったときは「Legend of B's」として阪急の復刻ユニフォームでしたが、今回は近鉄です。

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主だったメンバーには、こうして伝説のプレイヤーと並べた選手紹介がされています。坂口が平野。ピッチャーの寺原が太田幸司。

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そしてT-岡田がマニエル...って、なぜに外人?

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マリーンズの先発は渡辺俊介。味方が早々に点をとってくれたものの、1回2回と塁を埋められ、苦しい立ち上がりでしたが、何とか0点に抑えてしのぐ。その後も、バルディリスにソロホームランを浴びたものの、のらりくらりとかわして1失点でした。

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ラッキーセブンのジェット風船は、近鉄カラーの赤に統一(赤と言うよりはピンクですが)。いつもは赤と青、2色の風船なのですが、このあたり合併球団の悲哀を感じます。

さて、この日もオリックス応援団は、1~3回と7~9回は近鉄に敬意を表して近鉄時代の応援を繰り広げます。しかしいかんせん、一昔前の応援につき、どうも盛り上がりに欠ける。オリックスの選手応援歌が好きなこちらとしても残念です。ただでさえ相当数のロッテファンが3塁・レフト側スタンドを埋め、皆で声を合わせて応援しているのに、この応援では完全にロッテに圧倒されていました。
なお4~6回だけはオリックス応援を満喫でき、この間だけは昔をよく知らない現オリックスファンも盛り上がっていたみたい。

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序盤3回までは両チームともランナーをたくさん出し、かなり時間がかかりそうな展開でしたが、後半はポンポンとゲームが進み、終わってみれば3時間足らずで終了。ロッテがオリックスを3-1で下し、満足してドームを出ました。

入る前は雲一つない青空だったのに、出てみたら雨でびっくり。この夏は、夕方天候が急変することが本当に多いですね。


7/1(金)阪神vs横浜@マスカットスタジアム [スポーツ]

7/1、年に一度のプロ野球公式戦倉敷開催につき、仕事はさっさと切り上げていそいそと家へ帰りました。

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車を倉敷駅近くのパーキングにとめ、電車で中庄、そしてマスカットスタジアムへ。今年は阪神タイガースvs横浜ベイスターズの試合です。今週はもう梅雨明けかなあと思わせるような暑い晴れの日が続いたのに、この日に限って雨模様。午後になってやんだので一安心していたのも束の間、夕方になってまた降り出し、小雨の中での野球観戦となりました。

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昨年はヤクルト戦、内野B指定を買いましたが、天気を見極めて2,3日前に買ったため、内野指定の中でも外野手の真横ぐらいの場所になってしまいました。今年は雨のリスクを抱えつつも10日前にはチケットを購入、それも「手ぶらで応援シート」という応援グッズつきの限定パックにしました。値段は通常のB指定と同じで、メガホンとジェット風船を球場でもらえます(もちろん阪神の)。

別にうちは阪神ファンでも何でもありませんが(むしろ若干アンチに近い)、もらえるものはもらっておこうというせこい発想でこのキップにしました。結果として、周り全員阪神ファンという環境におかれることになるわけですが...

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小雨降る中ですがお客さんはよく入っています。3万人収容のマスカットスタジアムで2万8千人というからすごい。岡山の野球熱、阪神熱の根強さが感じられます。

さてベイスターズの先発は山本。負けが込んでいるピッチャーですが、この日も苦しい内容で、上の写真は4回裏、平野にタイムリーヒットを打たれそうなところ。

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僕たちが来たのは6:45頃、3回裏が始まった頃で、その時点では1-0でしたが、3回に新井がホームラン、4回にはマートン・平野・鳥谷の連続長短打で2点追加。その後も横浜中継ぎ陣から阪神打線が得点を重ね、一方的な展開になりました。

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こちらは、5回終了後に打ち上げられた花火。阪神ファンは気分よく眺めていましたよ。

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阪神先発・岩田の前に横浜打線は完全に沈黙。後で調べたら僕たちが来る直前の3回表に無死満塁のチャンスがあったようですが(どうりで、球場の外に横浜のチャンステーマが聞こえてきたわけだ)、そこでも無得点。

6回に、四球・死球・ワイルドピッチと岩田の乱調からもらったチャンスで、村田の内野ゴロで1点をあげるのが精一杯でした。

話はそれるけど、岩田ってココリコの遠藤に似てると思う。と、プロ野球ニュースを見ながら親子でよく話しています。

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真田、篠原と阪神の勢いを止められず失点を重ねる中で、7回に登板し無失点(しかも三者凡退)に抑えたのが藤江。8回もそのまま投げさせればいいのに、と思ったのですが、大原慎司にスイッチ。ところが大原が四球、ヒットでピンチを招き、新井はダブルプレーに打ち取ったもののブラゼルにタイムリーを打たれ、挙句には上本にプロ入り初本塁打を浴びてしまう。

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ベンチで祝福される上本(背番号4)。まさかのホームランに、スタンドの阪神ファンは「ええもん見さしてもらったわー」という感じでご満悦であります。

7回の岩田の打席で代打が出ず、8回を投げ終わったところで被安打1という状態だったので、このまま完投させるのかと思いきや、9回には久保田が登板し、阪神ファンの間から「おぉー」という歓声が上がりました。

その久保田、ボールが先行し2本のヒットを打たれ不安なピッチングでしたが、最後は代打・内藤を三振にしとめてゲームセット。

あーあ、代打にハーパーを出してほしかったなあ。三振でもいいから、ぶんぶん振り回す姿が見たかった。今日のひそかな目的の一つ、「ハーパーの大振り」だったのに・・・

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阪神ファンにはこれ以上ない爽快な試合だったと思います。鳥谷が4安打、マートンが3安打、チームでは17安打10得点ですからね。

それにしても、俺が見に来ると阪神強いなあー。これじゃあ、とてもじゃないけど甲子園に阪神ロッテとか阪神ヤクルト見に行かん方がよさそうだわ。

帰りは、中庄始発で岡山方面瀬戸行きと倉敷方面福山行きの臨時電車が出ました。今年は諸事情により駐車場が少ないですというような告知もありましたが、電車利用者が結構いるようで、駅は大盛況でした。


タグ:野球

5/7(土)阪急vsロッテ [スポーツ]

連休後半、好天の土曜日、ほっともっとフィールド神戸にオリックスvsロッテを観戦に行きました。このスタジアムは周りに駐車場がたくさんある日本でも珍しい球場ですが、さすがにGW中の土曜の昼、試合開始2時間前とかなり早めに来たつもりなのに、通常の駐車場は満車でサブ球場脇の臨時駐車場に誘導されました。まあ、とめられてよかった。

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駐車場からスタジアムへの道すがら、案内板には去年までの「スカイマークスタジアム」の名前が残っているものも。

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こちらはちゃんと直っています。

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さて、「オリックスvs千葉ロッテ」を見に来たはずが、スコアボードには「阪急vsロッテ」の文字?

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ユニフォームも阪急そのものです。もちろん胸には「ブレーブス」。

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この日はLEGEND OF Bs 2011 と銘打ったイベント で、この日は始球式に阪急の黄金時代のメンバー、福本豊、加藤秀司、山田久志の3人が揃いました。

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迎え撃つロッテは西村監督、山森コーチ(阪急出身)、金森コーチの3人。3人同時投げというのも珍しい。終わったら、ロッテの3人は球界の大先輩たちに丁重に頭を下げていました。

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イニングの合間には、阪急・ロッテのプレーオフや日本シリーズでの対巨人勝利、往年の名選手などのビデオが流れ、その頃を知る我々40代以上には懐かしい。

マルカーノ

マルカーノ。

長池

長池。

中山 マーフィー

さて試合の方はというと。阪急(オリックス)の先発は中山、ロッテの先発はマーフィーの両左腕。

ロッテのDHは相手が左投手ということで今岡ですが、スタンドを埋める地元ファンの中からかすかに「おぉー」という驚きの声が。元阪神ですから、神戸の人たちには懐かしい名前なのでしょう。周りの人たちの反応を見ると「へぇー今もがんばっとんやなぁ」という感じ。おかげで、今岡がヒットを打つとスタンド全体がなんだか暖かい盛り上がりをみせました。

ところで、この日のスタジアムは昔なつかしオルガンの演奏が入り、かつての西宮球場のウグイス嬢が選手アナウンス。選手入場音楽もなく、オリックスの応援は阪急に敬意を表して昔の応援のリバイバル。昨今の応援歌と比べ、何とものどかな音楽です。正直、応援で盛り上がりたいファンにとっては物足りないと思われますが...オリックスの応援音楽が結構好きで楽しみにしていたこちらにとってもちょっと拍子抜け。

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むしろ、レフトスタンドを埋め尽くしていつも通りの応援を繰り広げるロッテファンの方が数も圧倒しているのではと思わせるぐらい盛り上がりをみせていました。

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T-岡田のセンター後方への大飛球は、ロッテの岡田がジャンプ一番ナイスキャッチ!

一方ロッテは5回、大引のエラーを挟んで安打が連なり一挙4点を挙げリード。

マーフィーが6回裏につかまると、伊藤が見事な火消しを見せ、あとは内-ロサ-藪田とつないで勝利。

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オリックス側も阪急バージョンの応援は1-3回と7回だけで、あとはいつもの応援でがんばっていましたが、やっぱりロッテ側に応援の勢いでも負けてる感じ。それにしても、関西のロッテファンの層の厚さはすごいです。

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結果は5-3でした。

この日は、舞子のシーサイドホテル舞子ビラ神戸に宿泊。明石海峡大橋のたもとです。

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三脚を立てて夜景写真に挑戦。

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翌朝はもやがかかってすっきりと晴れなかったのが残念。

しかし。日曜日はこの旅のメインイベント、淡路島の花さじきに行くはずが...

会社からの急な呼び出しで、淡路島に上陸することなく取って返して倉敷直行、あーあ。

家族にはたいへん申し訳ない週末でした。


タグ:野球 ロッテ

4/23(土)広島vsヤクルト [スポーツ]

田舎の両親と広島在住の弟一家でマツダスタジアムの広島ヤクルト戦を観に行くとの情報を聞きつけ、押しかけ合流してきました。

倉敷からは車で1時間半。近いような、遠いような、広島。

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天気は曇りでしたが、まずまずの野球観戦日和。左右非対称の独特の雰囲気を持つマツダスタジアム(正式名 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)には初めて入りました。レフト外野席の後方にはJR線、新幹線が時々横切ります。

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ヤクルト先発は高市、広島先発は中田廉、プロ通算0勝vsプロ通算1勝というローテーションの谷間対決となったこの試合。案の定、序盤から打撃戦となります。

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3回、広島は打線がつながり、満塁から連続タイムリーなどで一気に5点をあげ、スタンドは大盛り上がり。一応3塁側ヤクルトサイドに陣取ってはみたものの、まばらなヤクルトファンは圧倒的多数の広島ファンの前に意気消沈。

しかしその後ヤクルトは4回に1点を返すと、5回には畠山・バレンティン・宮本の2塁打などで3点を挙げ、気付けば1点差に。

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2死満塁で青木が凡退し、一気に逆転とはいかなかったものの、試合への興味をつなぎとめるには十分な展開。

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中田廉はアップアップになりながら何とか先発の責任回数5回をリードした状態で投げ切り、5回裏の打順には代打を出されてお役御免となりました。そこで珍しい光景がスコアボードに。

広島の選手には漢字一文字の苗字が多くただでさえ珍しいのですが、なんとそれが4人も並んでいる。丸、倉、嶋(代打)、1番の梵まで4人連続です。ついでにいうと3塁塁審が「原」さん。

さてその後、広島・豊田、ヤクルト・バーネットはピシッと抑えて試合を引き締めたものの、それ以外の両チーム投手:広島・シュルツ、青木、ヤクルト・押本、松岡らはいずれもランナーを複数背負い、ピンチが続く。それでも何とか切り抜けて、1点差のまま試合は終盤へ。

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ラッキー7、ヤクルト応援団はこんな横断幕を掲げていました。「東北のファンと共に」「東北と心をひとつに」「がんばろう!日本!」今シーズン、どこの球場でも見られる光景だとは思いますが、ここ広島でもしっかり行われています。

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さてさて試合は9回を迎え、カープのマウンドは守護神サファテ。こうなりゃ一発でもでない限りこのままいきそうだな...なんて話していたそのとき、バレンティンのバットが火を噴く。

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打った瞬間にホームランと分かるすごい当たり。ため息につつまれる広島ファン。
さすがに打った瞬間の写真は撮ってないので、ダイヤモンドをゆっくりと一周するシーンを。

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既に3時間半を経過し、延長突入がないことは分かっていたので、ヤクルトは林昌勇をマウンドに送り締めにかかる。

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最後の打者、丸は左翼線にあわやホームランかという大飛球を打ち上げたものの、フェンスぎりぎりでキャッチされゲームセット。試合は6対6の引き分けに終わりました。4時間10分という今シーズン最長の試合時間だったそうです。

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終了時、まるで勝ち試合のように上機嫌なハイタッチで選手たちを迎えるヤクルトベンチ。肩を落とす広島ベンチとは対照的でした。


10/23(土)セレッソ大阪vsベガルタ仙台 @キンチョウスタジアム [スポーツ]

淡路島を巡った後、締めは大阪・キンチョウスタジアムにて久しぶりにJリーグ観戦です。

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W杯会場にもなった長居陸上競技場の隣、キンチョウスタジアム。メインスタンドに「KINCHO」の文字が燦然と輝く球技場です。規模は小さいですが、陸上トラックがない球技専用スタジアムです。

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バックスタンドはセレッソのピンク一色に染まっています。それにしてもこのスタジアム、既存の球技場を改装したものなので、いろいろ継ぎはぎ感があって面白い。たとえば入口は正面以外はスタンド間の隙間みたいなところに仮設的に設けられたもので、「ここでいいの?」と聞きたくなるような感じです。バックスタンドへの通路は土手状のところをなんとなく歩いていきます。売店も、スタンド裏のスペースにテントが並び、仮設そのもの。千葉のフクアリや岡山のカンスタに慣れた身には色々な意味で新鮮ですが、まあ、サッカーが観れればいいじゃないの、ということで気にしない、気にしない。

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大型ビジョンは、今回改修で整備されたものとのことです。アウェーのベガルタサポーターが陣取ります。

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座席表示は、席に一応あるものの、スタジアムとして案内表示がほとんどない。そのため、手すりにブロック表示がしてあります。手作り感いっぱいです。
でも、これがあって座席の位置が分かって助かりました。

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さて試合の方ですが、前後半ともホームのセレッソが圧倒的に攻めまくり、ベガルタはシュートもろくに打てない防戦一方の試合です。上の写真はコーナーキックから、セレッソ・家長選手のヘディングシュート!しかし叩き付けすぎて、バウンドしたボールはゴールポストの上を越えていってしまいました。僕たちの席はバックスタンドの端の方、ゴールの真横に近い場所だったので、前半は何度もこういうシーンが繰り広げられましたが、後半は暇になってしまいました...

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バックスタンドのサポーターはピンクのユニフォームを着ていても、静かに見守る人がほとんどだったのですが、一人だけ「おー、、、バモ・セレッソー、、、セレッソ、セレッソ、バモセレッソー、、、、」と声を上げて応援し続ける人が。一人でようやるなあ。

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むしろ、この場所だとベガルタのサポーターの応援が終始よく聞こえていました。結構な数来ていて、色々なバリエーションで応援し続けるベガルタサポーター。Twisted Sisterの We're not gonna take it の替え歌なんて、なつかしいー。覚えやすい歌が多く、ついつい口ずさんでしまいます。がんばれベガルタ!

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セレッソが圧倒的に攻め続けながらもゴールを割ることが出来ず後半もアディショナルタイムに突入。ゴール前でフリーキックのチャンスを得ると、アマラウ選手の強烈なキックがゴールへ一直線!しかし、ボールは無情にもクロスバーをたたいて跳ね返ってしまう。ここで試合終了のホイッスル、セレッソにとっては痛い、ベガルタにとっては価値あるドローとなりました。

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最寄のJR鶴ヶ丘駅にて。試合が終わり家路に急ぐ人たちです。それにしてもこの駅はセレッソ一色でした。

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エスカレーター際には選手たちの特大写真が。いつもこの駅を使っていれば、知らず知らずのうちに選手を覚えますよねー。こんなにセレッソ色に染まっているとは、意外でした。


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