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11/5(土)中日vsヤクルト@ナゴヤドーム [スポーツ]

名古屋から中央線に乗り換えて大曽根へ移動、ここからナゴヤドームまで歩くこともできるのですが、雨天でもあるし、珍しい乗り物好きの血が騒ぎ、地下鉄ではなくあえて「ゆとりーとライン」でナゴヤドーム前矢田まで一駅行くことにしました。

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知っている人は知っている、でも全国的にはあまり知られていない、名古屋名物のガイドウェイバス。見ての通り、乗り物としては一見何の変哲もないバスですが、止まっている場所は駅のプラットホームそのもの。大体、バスの両側にほとんど隙間がありません。このバスは大曽根を出てからしばらくの区間は専用の高架を走りますが、高架路にはガイドレール、バスに案内輪がついており、ハンドル操作不要で走れます。高架道路区間が終わると、あとは普通のバスとして道路を走ることができます。高架区間は電車のように渋滞知らずの定時運行、高架を降りるとどこにでも行ける、という電車とバスを直通運行にしたようなシステムです。

ナイター開催時ながら、普通のダイヤで運行しているので10分に1本。よって、バスはぎゅうぎゅう詰めになります。まあ、余程の物好きでもなければ同じ区間を走っている地下鉄に乗れば済む話なのですが...

乗ってみると、普段バスに乗る感覚に比べると結構なスピードを出しています。あっという間に次の駅、ナゴヤドーム前矢田に到着。短い時間、200円の旅でした。

ナゴヤドーム前矢田は地下鉄に比べるとドーム連絡デッキに近く、高低差も少ないので、それを目当ての利用客も結構いるようです。「余程な物好き」というのはちょっと失礼な表現だったかも。

さて、地下鉄からの客も合流してごった返す連絡デッキを歩いて、見えてきましたナゴヤドーム。

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ヤクルトファンにとっては何とも悔しい「祝優勝中日ドラゴンズ」の横断幕です。首位を逆転されて迎えた10月のナゴヤドーム4連戦、悪夢の4連敗。あれをせめて五分五分で乗り切っていれば...

試合前、グッズショップ「プリズマクラブ」を冷やかしてみましたが、当然のことながら圧倒的多数の中日グッズと中日ファン。隅っこの方にある他球団コーナーを見つけ、ヤクルト応援グッズを探してみましたが、お目当ての傘がなく、何も買わずに出てきました。

入場後、息子は焼きそば、僕は弁当「八百彦ミニ御膳」を購入して、試合開始を待ちます。弁当は天むすと和風のおかずで、なかなか美味しかったです。

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コチラは先発メンバーと控え選手一覧。控え選手一覧が出るのは便利です。(他でもそうなんだろうか?試合開始の30分前に席に着いていることが少ないので、他球場の事情が全部分かっているわけでもないのですが)
途中、代打や投手交代がありそうなときに、デジカメの再生ボタンでこの画面を出せば、誰が出てきそうか予想できて面白いからです。

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今回陣取ったのは三塁側内野A指定席です。三塁側とはいえ、やはり周囲は圧倒的に中日ファンが多い。とはいえ、ヤクルト進出決定後に僕たちが買えた席ですから、ヤクルトファンの購入もあってしかるべきだろうと思っていたら、やはりご同輩がチラホラいて、心細くはありませんでした。昨年のヤフードーム最終戦に比べれば...

この写真は1回裏、赤川が1死1,3塁のピンチで4番ブランコを迎えた場面。この前の森野の打席で平凡なショートゴロを新人山田がキャッチした後に握りそこね、あわてて1塁へ悪送球してしまいピンチを広げたのが痛かった。
結果、ブランコが追い込まれてから強引に振り回さず、やや体制を崩しながらも右方向へ流し打ちという意外なタイムリーヒットで中日先制。5番和田は打ち取るものの、6番打撃不振の谷繁をむざむざと歩かせてしまい、満塁で迎えた平田を2ストライクまで追い込みながら右中間へ走者一掃のツーベースを打たれ、この回一気に4点。

大喜びの中日ファンを尻目に、腐るヤクルトファン。

ヤクルトの攻撃はというと、1,2回と早打ちの淡白な攻めで先発川井の前にランナーも出せない状況でしたが、3回にショート荒木のトンネルで初めてのランナーが出ると、赤川の送りバントの後に初回痛恨のエラーをしてしまった山田が汚名返上のプロ初ヒット・初タイムリーで1点を返します。ようやく沸き返るヤクルトファン、東京音頭で踊る傘。このときになると、3塁側内野席でもポツリポツリと傘の花が咲き、特に僕たちがいた付近には意外とたくさんヤクルトファンがいたことを知らされました。グッズショップに傘がなかったのが残念。

5回には、ピッチャーが赤川から山本哲に代わり端の初球、ブランコがとてつもなく高い打球を打ち上げ、ぎりぎりのところでスタンドイン。またしても沸く中日ファンでした。

ブランコはこの後7回にも、ものすごい当たりの大ファールをレフト上段に打ち込みましたが、「三振前の大ファールだよ」と言っていたらその通り三振してくれました。あーヒヤヒヤした。

ここで試合の本筋以外の出来事を。

まず三塁側内野席に一人、まるで応援団を仕切る人のように(本当にそうなのかも?)、外野席の応援と呼吸を合わせ、手でサインを出しながら、入れ込んで応援しているオジサンがいました。うーん、それをやるならライトスタンドか、せめて1塁側でやってくれ・・・ここはビジターファンもいるところだぞ、と思って見ていましたが...後で写真を振り返ってみるとその異様に熱心な応援姿が写っており、ちょっと可笑しかったです。これも思い出の一つですね。

それから、後ろの席に座っていた、お父さんと小さい子4人連れ?の家族らしきグループ。子どものうち2人はヤクルトの帽子と服を着たれっきとしたヤクルトファンなのに、お父さんは中日ファンで、僕たちの真後ろで中日を応援していました。うーん、こういうときは子どもに合わせてやれよ・・・
その上、ジュースをこぼされ僕たちの足元に流れてきて、大変でした。

試合後半は、その子どもたちや、さらにその隣にいた別のヤクルトファンの子どもたちも一緒になって、ヤクルト攻撃時に歌を歌っての応援開始。なかなか盛り上がって、ちょっとした一体感ができてよかったです。あの子達と記念写真を撮っておけばよかったな。

さて、ラッキー7。ここで気付いたことは

(1)ジェット風船がない・・・ロッテ、オリックス、広島、阪神、ソフトバンクと、ここのところジェット風船ありの球団ばかり見てきたので。

(2)「燃えよドラゴンズ 2011球場合唱編」の、2番3番のライバルチームを歌った歌詞がユーモラスで、思わずくすっとしてしまいました。これ、憎めないですね。
 とーらを倒してコイ釣って~♪ だって。その他の球団と比べて、釣られる鯉が何とも情けない。
 僕たちが応援する球団については、つーばめ落として~のヤクルトはいいとして、ロッテはいつ出てきたのか?と思ったら「海を越え~」の部分でした。マリーンズ=海ってことか。ツバメが出てきたのでカモメかとばっかり思っていて、肩透かしをくらってしまいました。

広島市民球場時代の広島カープのラッキーセブン、カープ坊やが虎だの竜だのツバメだのをやっつけるアニメも面白かったけど、あれを髣髴とさせるものでした。

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8回には、浅尾から田中、山田が連続ヒットを打って「おおっ!」と思ったのですが、後が続かず結局無得点。うーんさすがは浅尾。

このナゴヤドームで、中日のユニホームを着ているお客さんを見ると、男性では多いのは荒木、井端、森野あたりですが、女性では圧倒的に41番。浅尾ガールを一体何人見かけたことか。

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4点リードしながらも8回浅尾、9回岩瀬と手堅すぎる落合采配。岩瀬は9回を3人できっちり締め、5-1でゲームセットとなりました。

遠路はるばる名古屋まで来てこの結果かあ。やっぱり、中日はナゴヤドームで強い。次はやめた方がよい、という教訓でした。


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