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11/6(日)リニア・鉄道館 [鉄道]

ナゴヤドームから明けて翌朝。折角名古屋に泊りがけで来たのだから、父親&息子2人でも観光に行こう、ということで選んだスポットがJR東海の「リニア・鉄道館」。

名古屋駅からあおなみ線に乗り24分、終点の金城ふ頭で降りてすぐです。

あおなみ線

日曜の朝の下りなのでガラガラだろうと思っていたら、席はほぼ埋まり立ち客もいたぐらい。最初の二駅ぐらいは乗客の動きがほとんどありませんでしたが、以後は名古屋競馬場前や荒子川公園をはじめコンスタントに降車客がいて、意外と客の動きがあることに感心しました。ひょっとして、ほとんどの乗客が競馬場とリニア鉄道館目当てなのかなあと思っていたので。

リニア・鉄道館

金城ふ頭で降りて、名古屋側に少し戻るように歩くとすぐに「リニア・鉄道館」があります。この写真では小さくて見づらいですが、10時開館の20分前に着いたところで既に行列ができています。

入館後すぐに、新幹線シミュレータ・在来線シミュレータの抽選券を投函します。シミュレータの抽選は1日4回。抽選券は入場者一人一枚です。

     受付時間      利用時間帯
(1) 開館時         10:30~12:00
(2) 10:30~11:15  12:00~14:00
(3) 12:00~13:15  14:00~16:00
(4) 14:00~15:15  16:00~17:30

昼までしか居られない我々は必然的に(1)で申し込まざるを得ないですが、見た感じ(1)が一番競争が激しそうに見えました。結果は、在来線シミュレータが惜しくも1番違いで外れ、残念。

300X

入館すると最初の展示は、C62、300X、リニアMLX01-1が並ぶ大空間です。

0系,100系,300系

C57,EF58

次の大空間に、残り全ての車両が収められています。JR東海の施設だけあって新幹線にかなり重点が置かれた展示です。今はまだ乗ることができる100系、300系も間もなく博物館でしか見られない存在になる運命です。

シミュレータが外れてしまったので、次なる楽しみは日本最大級の鉄道ジオラマ。こちらもかぶりつきで見られるのは定員制で30分ごとに入れ替え、先着約100人です。館内の混みようにもよるのでしょうが、この日は10分ぐらい前に列に並んでも大丈夫な程度でした。一応ちょっと見コースというのもあり、そちらはいつでも入れるのですが、人垣の後ろの方にしかいけないので、ほとんど人の背中しか見えません。ここは少々並んでも、じっくりコースが断然お勧めです。

s-DSC_0552.jpg

中心にある名古屋駅の近くに陣取り、最初のうちは行き交う列車を眺めて楽しんでいたのですが。

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よくよく見ると、ここのジオラマはディテールでいろいろ遊びがあり、面白い。たとえばこちらは、レストランの駐車場に集合している痛車とメイドさん。

s-DSC_0555.jpg

「DION MALL」に「SEIBE」に「Jesco」。ロゴも本物にそっくりです。

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この踏切は、電車が接近すると遮断機が下がり、警報機が赤く点滅します。通過後はこうやって開放されるすぐれもの。

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踏切のちょっと先では、交通事故がおきていて大変。救急車がかけつけ負傷者を収容しているところです。手前にある七色のバックホーがかわいい。

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高速道路もなかなかリアルですが、トラックが黄色い車に追突しそう。もっと車間距離をあけないとだめだよ!と思わず言いたくなります。

s-DSC_0563.jpg

こちら建築中の家は、三匹の子豚によるわらの家、木の家、レンガの家です。最初は「なぜ豚がいるの?」と考えてしまいましたが、家を見比べて納得。

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このリニア・鉄道館もちゃっかりあります。屋外展示の117系も含めて。

さて、ある程度時間が経つと、満遍なくいた人垣がいつの間にか密集したりまばらになったりしていることに気付きました。みんな動き回っているようです。あれ?と思って遠くを見ると

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右の方には見覚えのある光景が・・・と思ったらレインボーブリッジにお台場、東京タワーに東京スカイツリー、六本木ヒルズも。東京を凝縮した光景です。

それでは、と左の端に行くと

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甲子園球場に大阪城、造幣局、清水寺や金閣寺、奈良の薬師寺、東大寺など関西の名所がずらり。東京-名古屋-大阪の東海道新幹線沿線を表現していることに気付きました。

そのほか、名古屋城、伊勢神宮、ナガシマスパーランド、白川郷など東海地区の名所ももちろん散りばめられています。名古屋城の方が大阪城より断然大きいあたりは、地元名古屋ならでは。

s-DSC_0600.jpg

こちらは、合戦シーンのロケのようです。

他にもいろいろ製作者の遊び心が散りばめられており、鉄道に全く興味のない人が見ても楽しめること請け合いです。何回も見て、隠れキャラを探すという楽しみ方もありそうです。

外れた新幹線シミュレータですが、運転席のまわりで大画面の見学ができ、これも見ているだけでなかなか楽しめます。ギャラリーが多いので、運転者は緊張しそうです。

そのほか、リニア展示室での500km体験、映像シアターで運行、保線など新幹線にまつわる働く人々のドキュメンタリーを見たりと、3時間近くの滞在を満喫しました。さすがに重いカメラを持っての3時間はちょっと疲れましたが。

N700系@岡山駅

名古屋からはのぞみで岡山まで。行きは撮らなかったN700系の写真をここで載せておきます。

700系レールスター

岡山からのこだまは、700系レールスター。(安全柵がちょっと写ってしまいましたが)

レールスター室内

4,5号車は2+2シート、ひかりRailStarなら指定席ですが、「こだまRailStar」なら自由席なので、選ばない手はありません。100系よりもシートの回転がスムーズで、シート自体の作りも含め比べるとこちらの方に軍配が上がります。新倉敷まであっという間の快適な時間でした。


タグ:鉄道
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