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4/29 南紀白浜(1)三段壁、千畳敷 [旅]

ゴールデンウイークの前半、南紀白浜へ2泊3日の旅行に行ってきました。千葉にいた頃にも検討したことはありましたが、行くとしたら飛行機だけど、そこまでして行くか?ということでなかなか実行には移せず。関東から行くには遠い場所です。もっとも、東京から車で行ったつわものも会社の同僚にいましたが...

岡山に越してぐっと行きやすくなったことに加え、震災後のためか宿泊施設の予約の出足も鈍く1ヶ月前ぐらいでも余裕で予約が取れました。よし、西日本の僕たちは連休で旅行に行っていつも通り消費をしよう。

新倉敷から「こだま」で一駅行った後、岡山で乗り換えたのは話題の九州新幹線「みずほ」。

みずほ@岡山駅

みずほ600号

ビジネスライクないつもの新幹線と違って、木目調の落ち着いたインテリアが新鮮でした。連休初日ということもあって車内はほぼ満席。九州から乗り通してきた人も結構多いのでしょう。

オーシャンアロー前面展望

新大阪からの白浜までの特急は、奮発してオーシャンアローのグリーン車。前面展望になっていて、しばらくの間はたくさんの電車とすれ違い飽きません。席は最前列ではなかったので、そうそう前にへばりついているわけにもいきませんが。

さてゆったりとリッチな気分のグリーン車ではありましたが、運悪くすぐそばにいわゆる「大阪のオバチャン(年齢的にはオバアチャン)」4人組がいらっしゃって、新大阪から白浜までの2時間余りの間ずうっと喋り通しの食べ通し。喋る方はまあ仕方ないかな...という部分もありますが、話のところどころにボケありツッコミあり、ちょっと面白い。これが東京弁の奥様方だったら、鼻持ちならない感じがしただろうに、どこか憎めないところはさすがであります。それにも増して、新大阪を出たのはまだ11時だったのに早々にお弁当を広げてきっちり完食、その後も次々と展開されるおやつ類。よう食うわ。

オーシャンアローとくろしお

新大阪では駅弁を買うのに手間取り、電車の写真を撮る間もなくぎりぎりの乗り換えだったので、白浜到着後に先頭写真を撮りました。左が乗ってきたオーシャンアローです。

さて、一日目のこの日は海沿いの景勝地巡りです。
まずは名勝三段壁(さんだんべき)。

三段壁

海の濃い青とそそり立つ断崖、そして緑が鮮やかでした。

三段壁

ここしばらく瀬戸内海ばかり見てきた身にとって、水平線が見渡せるこの場所は久しぶりに見る大海原という感じです。

三段壁洞窟にはエレベーターで下まで降りる観光もありますが、大人1200円子供600円という料金を見て躊躇したあげく、・・・まあいいか。ということでスキップして次に向かいました。ちなみにWebや駅の観光案内所等で割引券を入手することができます。

つづいては名勝千畳敷。

千畳敷

白く柔らかい砂岩が波に浸食され不思議な形をつくっています。急に砂漠の国にでも迷い込んだような感覚になります。

千畳敷

青空の下、たくさんの観光客がこの段々だらけの岩の昇り降りを楽しんでいました。特に子供には受ける場所みたいです。

千畳敷

三段壁と違い波打ち際まで行くのも容易。そんなに近くまで行って大丈夫か?と思って見ていたら、案の定、急に寄せてきた波のしぶきを浴びて靴とズボンの裾を濡らしていました。

千畳敷

さてここでは名勝の看板の隣にちょっと目障りな注意書きがあり、「ラクガキ禁止」とのこと。何のことかと思いますが、一歩足を踏み入れればすぐ分かります。

千畳敷の落書き

柔らかい砂岩は彫るのが容易で、しっかり残ります。武家屋敷の土塀に彫る落書きと同じです。相合傘など多数あり。せっかくの自然の驚異が台無し...

千畳敷の落書き

「大阪朝高 ラグビー」とありますが、あのラグビーの強豪大阪朝鮮高でしょうか。こんなところに名前を残すもんじゃないぞ。

千畳敷の落書き

こちらフサコさんとトオルさん、名前からして若者でもないと思うが...それなりの年の人だとしたらどういう心境で書くのかな。14年経ってこんなにはっきりと残っていますよ。

円月島

日も傾き始めた頃、最後のスポット円月島へ。夕日が沈む時間帯まで待てば赤く染まる姿が見られるのでしょうが、チェックインや風呂、夕食を考えると残念ながらそこまでは待てないので、逆光に浮かぶシルエットを写真に収めて、宿へと向かいました。

湯処むろべ

一日目の宿は公共の宿「湯処むろべ」。シンプルなつくりで、部屋は和室8帖広縁なしとちょっと狭かったですが3人で寝るのには過不足なし。夕朝食は食事処のテーブル席ですがパーティションで仕切られていて個室感覚でいただくことができます。

お子様メニューはちょっと子供っぽすぎてイマイチでしたが、そもそも小6でお子様メニュー?というのはいかがなものか、という気もするので仕方がないのかな。お子様と大人の中間があるといいのですが。

どこかのHPで全室オーシャンビューと書いてありましたが、確かに嘘ではないのですが「オーシャンも見える」ぐらいのビューだと思っていた方がいいでしょう。割とごちゃごちゃした山の中腹みたいなところに立地していて、電線などもバンバン見えますしね。

一日目はこんなところで、次に続く。


タグ: 白浜
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