10/3(日)山陽路に「あすか」来たる [鉄道]
久しぶりの撮り鉄ネタです。
と言いつつ、前回・前々回の野球観戦の回でも鉄道写真をちゃっかりつけているのだが…
今回は、僕がこっちに来て1年余りで初めて山陽地区にやってくる、ジョイフルトレイン「あすか」が目的です。
あすかといえば、「撮り鉄」なる概念を悪い意味で世に広げたきっかけとなった列車。今年2月に関西本線で「あすか」目当ての撮り鉄が鉄道敷地内に入り込み、列車が緊急停止した上、運休・遅延が発生したという事件です。これを機に、「撮り鉄」というのは鉄道写真を撮るのに夢中になるあまり、周りが見えなくなりとんでもない行動をとりうる連中、というようなイメージがついてしまったように思います。
確かに、首都圏にいたときは、珍しい列車や廃止直前の列車に対してホームを埋め尽くさんばかりの撮り鉄があふれ、それこそホームから身を乗り出して撮影するような人たちもいて、ご同輩ながら「あれはちょっと...」と思っていたのですが。
基本的には大半の撮り鉄さんは真面目で人畜無害な人なんですけどね。
で、本題のあすかですが、今日は朝からどんより曇り、時折雨がぱらつくあいにくの天気。天気がよければ定番の瀬戸-上道間か、万富橋梁にでも行くところですが、岡山の東まで遠征して雨に降られてはかなわん。ということで、西に向かい、金光-鴨方間で構えることにしました。距離が近いこともありますが、撮影地点に車をとめることができるので、最悪でも車中から窓を開けてカメラを構えることはできるな、という計算もあり。
どんより曇り、今にも雨が降り出しそうな悪条件だったので、キットの望遠レンズをあきらめて明るい35mm単焦点レンズでチャレンジ。写真は若干トリミングしています。いくつか電車を練習に撮ってみましたがピントがしゃきっとしないどうにも冴えない出来で、不安でしたが、本番がいちばんましな出来になったので一安心。雨は降り始めていましたが、小降りだったので車から降りてアングルを選んで撮ることができたのも幸運でした。
とはいえ、自分で見つけたオリジナル撮影地、前回は冬だったので見通しがよかったのですが、今の時期は線路脇の雑草・雑木が生い茂り、イマイチでした。やはり撮り鉄が大勢構える定番撮影地にはそれなりの理由があるのだなと痛感した次第。
通り過ぎるところをとっさに撮った写真。
展望車に乗ってのんびり旅行、いいですねえ。そして、乗客たちは沿線のいたるところでカメラを向ける撮り鉄を見てきたことでしょう。彼らの目には僕らはどう映っているのかな...
岡山に黄色い電車がやってきた その2 [鉄道]
ここしばらく間欠的になっている当ブログです。今週も仕事が忙しく、平日はバタンキューの毎日。土日は羽を伸ばそうとしていたところでしたが、土曜の夕方、カンスタにJリーグを見に行こうと岡山に向けて車を走らせていたところ、突発呼び出しで取って返して会社へ直行、その後処理で今日日曜も一日フル勤務となってしまいました。疲れが抜けないし、ブログを書く暇もないし。
ネタはたまる一方ですが、先週末の出来事からピックアップしてちょっとだけ書いておきましょう。
以前「黄色い電車がやってきた:JR西日本、車両の塗装変更スタート」という記事を載せましたが、その続報です。
広島地区の塗色変更は着々と進んでいるようで、こちらは前回とは別バージョンの編成です。「鉄」でない人には違いが分からないかもしれませんが...編成の後ろを見ると少しは分かりやすいかな。
うーんこの平べったい顔にこの色、・・・似合ってない・・・と思いますがいかがでしょう。
先日は、117系↓の黄色一色バージョンも見かけました。たまたま見かけたので、写真は撮っていないのですが。
この日通ったのはいずれもこの従来塗色バージョンでした。やっぱりこっちの方がいいと思うなあ。
とはいえ、JR西日本の会社の方針ですから、流れは止められないようです。仕方がないので、最近はこう思うようにしています。
名鉄だって、基本的に赤一色だ(特急用など一部を除く)。それの黄色バージョンだと思えばいいんだ、と。
黄色い電車がやってきた:JR西日本、車両の塗装変更スタート [鉄道]
岡山に黄色い電車がやってきた。
...といっても、中央・総武緩行線のことではありません。(当たり前じゃ)
こちら。
何だかやけにのっぺりしてるなあ、と思いませんか。
JR西日本では、広島地区で車輌の塗色を統一する(電車は黄色一色、気動車は朱色一色)とリリースしており、既に始まっています。
目的は「地域色を表現」「統一性」などと説明されていますが、本当のねらいは現在の多種類の塗装よりもコストダウンできること。
広島地区に続き、北陸、京都、和歌山、中国など各地区でも同様に車輌の一色化が進められるそうです。岡山も広島と同じとなります。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100108/biz1001081417019-n1.htm
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100108-OYO8T00844.htm
これではまるで国鉄に先祖がえりしているよう。昔、国鉄の客車や電車は汚れが目立たないぶどう色(茶色)に統一されていました。
その後東京近郊区間に新型電車が導入されてから、東海道線など中距離電車の湘南色のほか、山手線はウグイス色、中央線はオレンジ、京浜東北線は水色、中央総武線は黄色…などと路線カラーが指定され、それなりにカラフルになりました。
そして分割民営化により、各地域会社が個性を競うようになり、国鉄時代の塗色は地域・路線ごとに独自に塗り替えられてゆき、中にはデザイン・色使い的に首をかしげるようなものもないではないですが、地域巡りの楽しみが増えるものとなりました。
さて、ここ岡山地区では、鋼製普通電車だけでも
湘南色
JR西日本一般色(アーバン色)
広島色 (ちなみにこれは冒頭ののっぺり電車と同じ形式です)
瀬戸内色
ウグイス色
黄色に青帯の105系
117系サンライナー色
とこれだけの種類が見られます。(このほかステンレス車や、カラフルなJR四国車の上陸もあり)
これが全部あののっぺりした黄色一色になると思うと…何と味気ないことか。
景気の低迷、1000円高速などの影響でJR各社の利用客は軒並み前年割れ、経営的に苦しいのは分かります。
でもでも、ここまでして経費削減効果は年間約2千万円とのこと。個人の金銭感覚では大きな数字に思えますが、人員削減になぞらえると、給料+関連コストも踏まえせいぜい2~3名の削減(解雇とは限らない、採用抑制による自然減でもいい)相当といったところでしょう。
JR西日本の経営規模から考えるとスズメの涙もいいところ。
「節約できる金額はわずかだが、社員の意識改革につなげたい」だそうですが、ウーン…
意識改革って「ウチの会社はここまでケチケチするんだぞ!」という意思表示なのかな?
いちばんお客さんの目に触れる電車をターゲットにするというのは…「聖域を作らず何にでも手をつけるぞ」ということか?
JR西日本の経営陣は、本当にこれがベストの選択と思ってやっているんだろうか。
一利用者、一ファンとしては寂しい限りです…
1/30(土)上郡にて:野生界の一端にふれる [鉄道]
この日は朝から一日晴れの予報。お昼過ぎまでは鉄道写真、午後は新倉敷で家探し活動でした。
ここのところ土日でも一日中晴れという日がなく、特に朝方は曇ることが多かった中で、貴重な午前中の晴れということで、県境を越えて兵庫県の上郡まで遠征。県境の峠を越えるあたりで車の外気温計は-2度まで下がっており、どうなることやら?と思いましたが、風がなくて日当たりもよく、体感気温は全く問題なし。
この日は特に珍しい列車が走ることもない日でしたが、撮影ポイントに行くと既に3人のご同輩が。皆一人で来ていたので、列車を待つ間それぞれ世間話になりました。お一方は大阪から来られた方。それも電車で来られたようです。駅からは5km位離れたところなのですが、もしかして徒歩?だとしたらすごいですね。高校生の頃鉄道写真が趣味で、以来長年やっていなかったのだが、30年ぶりに復活したらすっかりはまってしまったとのこと。
僕の場合は子供の頃は乗る、調べる、スタンプあたりが中心で、写真は全然撮らなかったのですが、大人になって復活してはまるという点では似たようなものですね。
もう一人話をした方は比較的近い兵庫県高砂市からとのこと。お仕事の関係で2~3週間単位の長期の出張が多く、出張先滞在中に撮影を楽しんでおられるとか。青森は最高でしたよ、との由、うらやましい話です。行く先々の撮影地でご同輩に会うことも多いそうで、熱烈なSLファンで関東から毎週山口まで写真を撮りに行く猛者もいらっしゃるとか。とても真似はできませんが、山口には一度行かねばなるまい。そういえば前原国土交通大臣が筋金入りのSLファンだそうで、先日鉄道雑誌にSL写真を撮っているところが載ってました。
列車が遅れてなかなか来ないので、暇つぶしにあたりの写真を撮ってみたりして。
ふさふさの毛につつまれた豆。
あたりを野鳥が飛び回っていました。ウグイス色のこの鳥は、ウグイスではなくメジロですよね、たぶん。シャッターの瞬間向こうを向いてしまいましたが…
さて、この日もっとも驚いたこと。撮影場所に向かう途中線路の横を歩くのですが、そこに動物の骨が!骨といっても一本や二本じゃありません、頭蓋骨から背骨、あばら骨に骨盤までほぼフルセット、単なる骨じゃなく「白骨死体」と言う方が妥当でしょう。大きさも犬猫猿のサイズじゃない、頭の形や体長からして猪か鹿ぐらいか?
よくよく見ると、足はまだ骨になっていない… 足を見た感じでは鹿のようです。
列車にはねられて、その後鳥についばまれたのか?肉食獣はいないと思いますが…
写真も撮りましたけど、ブログに載せるのはさすがにやめておきましょう。
1/9(土)【前編】撮り鉄さん岡山へ集結中 [鉄道]
撮り鉄の週末がやってきました。この週末は金光教の臨時列車があり、天気もいいことから、連日出かけることになりました。
この日は朝の気温が-2度(車の外気温計)でしたが、朝駐車場を見下ろすとこんな感じ。
なんだか屋根が白っぽい?これ、みんな凍っているのです。
アップで見るとこうです。
ボンネットも屋根も白く凍り、フロントガラスは視界ゼロ。こんなときは当然ながら車内も寒く、暖房が効き始めるのが待ち遠しいですよ。
鉄道写真の方ですが、本日の目玉はこれ。
普段は京都・大阪から和歌山・南紀方面を走る「くろしお」型車両が出張してきました。
で、その撮影地の様子のスナップはコチラ。
横一線に並んだ鉄ちゃんの横で、犬の散歩をする女性は、この光景をどう見ているのでしょうか。地元の人でしょうから、もう見慣れていて「ああ、今日はこの手の人が集まる日ねえ…」と思っているのかな。
なおこれは僕がいる位置から100mぐらい先の様子ですが、僕の周りにも4,5人のカメラマンがいます。あわせて10人余り。
多いといえば多いですが、何かの列車の廃止直前などはその何倍も人が押し寄せるそうで、これでも平和な方みたいです。
次に場所を変えて撮った写真の中で、これをピックアップしました。
貨物列車同士のすれ違い。しかも機関車同士がすれ違う瞬間で、左のEF210が引いている貨車の一両目が空なので顔同士が並ぶ、貴重な瞬間でした。
右のEF65は僕らが子供の頃の花形機関車でしたが、引退も近いようです。残り少なくなっている中で、何両かは岡山機関区所属であることから、わざわざコイツを撮りに遠くから来る人もいるらしい。
これまで、四国や関西ナンバーの車を見かけることはありましたが、この日話をした若者は、なんと東京から青春18切符で来たのだそうです。駅からこの撮影ポイントまで25分歩いたそうですが、それに感心していたら「夏の暑いさ中に撮影スポットまで45分歩いたこともありあの時はつらかったです、それに比べればこれぐらい何てことないです」だって。すごいもんですねー。
でも彼が来た頃には西の空に厚い雲が広がり始めており、折角ここまで来たのにお目当てのもう一本のEF65牽引列車が来る時分にはどんより曇りかなあ、と気をもんでいました。かわいそうに。
僕は次の列車を待つことなく、午後は気分を変えて鉄道以外の方向へ。続きは次号。
12/26(土)霧の新倉敷/500系のぞみ [鉄道]
先日霧の話を書きましたが、今日はそんなもんじゃすまなかった。
これ、どこですか?って感じですが、新倉敷の駅前です。普段なら国道の高架道路まで見通せる道ですが、今日はその半分も行かないくらい。でもこれはまだ序の口だった。
新幹線ホームに上がってみると
うわっ、何これ?濃霧で、数十m先の視界も怪しいぐらいです。こんな状態で電車の運転なんでできるんですかねぇ、と思っていましたが。
同じような写真を2枚続けました。どこが違うかって?よーく見てください、霧の中に何か見えませんか?
…この霧の中を猛スピードで駆け抜ける、ひかりレールスターの後ろ姿が。
こんな状況でも新幹線は止まらないんですねえ。
レールスターが去った後、その勢いで飛ばされるかのように、霧が徐々に引いていきました。不思議な光景でした。数分後、反対から通過ののぞみがやってきたときには、霧はずいぶん後退していました。
こんな具合に。それでも、後ろ半分は霧の中ですけどね。霧から飛び出してくるその姿はなかなかクールでしたね。
申し遅れましたが、今日から年末の休みに入ったので、千葉に向かいます。今回は飛行機ではなく新幹線にしました。新倉敷から一駅こだまに乗り、岡山でのぞみに乗り換え。
選んだのは、2月いっぱいで東海道区間から引退し、山陽新幹線のこだま専用となる「500系のぞみ」です。おそらくこれが乗り納めになるでしょう。
まだ霧がうすく立ち込める中、静かに岡山駅に進入する500系のぞみ。鉄道車両ばなれしたそのフォルム、やっぱりカッコイイ。3月からは全編成8両になり今の姿そのままとはいきませんが、岡山にいる僕はまだまだ見ることができます。対して新大阪以東では500系自体を見ることができなくなるので、1月2月の東京近辺は500系みたさの鉄道ファンで沿線は大変なことになると予想されます。
今回も、有楽町駅のホームではこの列車にカメラ(携帯含む)を向ける人が相当数いましたし、いわんや東京駅のホーム先端では、既に人があふれんばかり。みんな、なくなると知ると急に写真を撮りたくなるんですよねえ、まあ仕方がないことですが。
「のぞみ東京」のLED表示もまもなく見納め・・・
10/18(日)吉備路巡り その2(前編) [鉄道]
吉備路巡りといいながら、またまた電車の写真からスタートですが...新幹線です。
これまで新幹線の写真をちゃんと撮ったことがなかったもので。
8両になってしまった500系「こだま」
どんどん増えているN700系
山陽新幹線オリジナルの700系「ひかりレールスター」
そして、これが来るまでひたすら待ちました。いまや数少ない16両編成の500系のぞみ。
ちなみにこの撮影地(高梁川橋梁)は有名撮影地とのことですが、すぐ下を通る道路を何度も行き来していたので大体の見当はついていましたが、実際には行き方がすごく分かりにくい。幸い、詳細な道案内のあるページをネットで見つけたので何とかたどり着くことができたのですが、それを事前に見ていなければ全く無理でした。え、こんなところを入るの?というような擁壁の上の通路?を歩いていき、竹やぶの中をぬけ、クモの巣をかきわけながら…という道のりでした。
本格的な撮影をする人は、結構苦労しているんですね。
お昼は、川島ジャンボうどんにて。総社の、備中国分寺の近くの店です。
きつねうどん500円を注文しました。
麺は柔らかめ、味はあっさりめです。ジャンボうどんというのもメニューにありましたが、普通サイズにしておきました。のはずが、店名のイメージからか、食べきれず残してしまいました。いや、やっぱり多かったのかな?
川島ジャンボうどん吉備路店
総社市岡谷108-1
0866-93-8898
主なメニュー うどん定食700円(定食ページ以外、メニューを撮った写真をなくしてしまったので...かけうどんは400円ぐらいだったかな)
後編に続く。
10/12(月)吉備路巡り その1(前編) [鉄道]
またまた1週間前の話ですが。
さすがに前々日からの睡眠不足を取り返すべく朝はのんびり寝坊。でも、今日も天気がいいので、総社方面に出かけました。
いつもより少し北まで足を伸ばし、豪渓-日羽間へ。この貨物列車が目当てだったのですが、初めての撮影地なのに、アングルやシャッターチャンスの練習なしで一発目の列車がこれでした。一発勝負!でしたが、十分手前まで引き付けられたし、きれいな順光で、我ながら満足のいく出来。
電車に興味がないと、何にこだわっているのか良く分からないことと思いますが、早めにシャッターを切ると画面右側がスカスカになってバランスの悪い絵になるし、また最後尾まで入りきらなかったりする。切り遅れると画面右側のスペースがなくなって窮屈になったり、もっと遅ければ前々回のサンライズのように画面に入りきらずちょん切れてしまう。
撮り鉄さんの中には、高速連写機能のある上等なカメラでカシャカシャカシャと連続シャッターを切る人もいますが、僕のカメラは連写は遅いしオートフォーカスの追随もたいしたことないので、事前にピントを合わせておいて1シャッターに賭けています。こういうと笑われるかもしれないけど、一瞬のタイミングに勝負をかける、一種のスポーツみたいなものです。
と、写真撮影の説明にえらく力が入ってしまった。
これは、上の撮影地の反対側、豪渓駅寄りで、下り列車を撮ったもの。写真右側が南なので、左は影で暗くなってしまいます。夕方になると多少左側にも日が回るかもしれません。この趣味で、一日の太陽の動きを意識するようになりました。
列車写真はもっとバシャバシャ撮っているのですが、この辺にしておいて、恒例のお昼報告。
総社市街地から北に抜けた国道180号沿いの「手打うどん たなかや」。昼過ぎに通ったら結構車がとまっていたので、ここにしてみました。
メニューはたくさんあります。天ぷら、肉、ざる、おぼろ、かしわetc. それぞれ、うどん単品と定食が選べます。うどんばかりで、そばはなし。
天ぷらうどん580円を選んだ。海老天1本がどーんと乗っていて、天かすがたくさん。
麺は柔らかめ、だしは甘めで、まずまず美味しかった。
定食についているおこわもなかなかよさそう。
手打うどん たなかや
総社市井尻野711-8
0866-93-6345
火曜定休
主なメニュー:ざるうどん450円、肉うどん580円、鍋焼うどん900円、うどん定食700円
書いていて長くなったので、午後の部は後編にします。
鉄道の日、山陽新聞のコラムを読んで。 [鉄道]
今日10月14日は鉄道の日。
山陽新聞の一面のコラム「滴一滴」(朝日で言えば天声人語、読売で言えば編集手帳)で、鉄道ブームについて書かれていたのには少し驚いた。
http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2009101409312096/
鉄道ブームの盛り上がり、「鉄子」さんが増えていることなどが書かれていて、締めに今日は鉄道の日、ローカル線でしか味わえない旅情に触れてみたい、とある。
さて、一般の岡山県民が読んで乗り鉄・撮り鉄とか、鉄子・ママ鉄など分かるんだろうか。「かつてはオタクと呼ばれネガティブだった鉄道趣味」とあるけど、元祖「オタク」趣味であるアニメと比べてそこまで有名だったとも思えないし。どちらかというと鉄道ファンの間で自虐的に使うことの方が多いような気がする。
コラム子もなかなかどうして、「こっち側の人」ではないのかな?そうでないと、「オタクと呼ばれネガティブ」なんてきついこと書けないと思うけどな。 ・・・やっぱネガティブなのかなぁ...
かくいう自分も、子供の電車好きに触発されて、昔とった杵柄が昔以上に復活した「パパ鉄」であります。
最近撮り鉄ばっかりで乗り鉄がないので、久しぶりにローカル線にでも乗ってみたいですね。
10/3(土)10/4(日)今日の鉄道 [鉄道]
ブログが追いつかなくてバックデートした話になってしまい恐縮ですが…
話は10/3,4の土日。二日とも同じような動きをした。朝は、先日満足いく写真の撮れなかった「サンライズ」を撮りに伯備線清音周辺に。そのあとは瀬戸大橋線の撮影地探し。
まず土曜:
サンライズは清音-総社間の踏切で狙ってみたが、右側の赤い建物が目立ち、列車は何だかぼんやり...そのあと先日サンライズで失敗した清音-倉敷間に行ってやくもを撮ってみるとまずまず。
次はもう一度ここでサンライズにチャレンジか?
瀬戸大橋線は単線の妹尾-備中箕島間をロケハンしてみた。
最初のポイントは県道21号線に西側、田んぼの中の直線区間。
場所はこちら。
しかしここは線路際の雑草が密集しており、雑草がないところには看板やらフェンスやらが...イマイチだなあ。
ところで、この撮影地の近くの田んぼの中の小屋に落書きが。
たぶん勝手に書いたイタズラだろうから、許されるものではないが、絵に独特のセンスがある。この画風、どっかで見たような気がするなあ。
ここは早々に切り上げて、もっと東の方へ移動してみた。こちらは住宅街から小さな踏切を渡ったところ。こっちは雑草も少なく見通しが良い。
短い編成ならちょっと下がって標準寄りで撮るのもよい。
場所はこちら。日陰がなくて暑いのが難点。まあ、田園地帯共通の悩みではありますが。
続いて日曜:
昨日やくもを撮ったポイントでサンライズにチャレンジ。しかし、7両全部入れようとして欲張った結果...
ウワー、大失敗。どのみち、ここはこの季節この時間日が当たらないことも分かったので、日が長くなる春以降に再チャレンジすることにしましょう。
ついでまたまた瀬戸大橋線。今度は備中箕島-早島間の複線区間で、昨日帰り際に見つけたポイントで午前中いっぱいがんばった。
場所はこちら。
ちょっと見上げるようなアングルになる。雑草もなく、すっきりと見通せる。
今日はアンパンマントロッコが走っている。上りは正面から。下りはちょっと引いて、田んぼも入れて撮ってみた。
ところで、この線路際の田んぼで、イタチを見かけたよ。
10月にリニューアルしたばかりのアンパンマン南風。
こちらはドキンちゃんしおかぜ。棒がじゃま…
マリンライナーはあまりにバンバン来てさすがに撮り飽きたので、流し撮りの練習などしてみたり。
というような二日間の撮影記録でした。