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高嶋ちさ子 みんなのための音楽室 @倉敷市芸文館

ブログの更新というのは、今日は忙しい、疲れたなどとちょっとでも言い訳を作ると、止まってしまうもので。もう半年近く何も書いておりませんでしたが、秋になっていろいろと出掛けたこともあり、折角だから記録を残しておかないと、ということで久しぶりに思い立って筆をとります。

2012/11/18(日) 高嶋ちさ子 みんなのための音楽室~室内楽編~

ジェフ千葉のJ1昇格プレーオフも気になっていたところではあるが、先に予定していた標記コンサートのため、倉敷市芸文館に行きました。

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芸文館前の紅葉のようす。

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写真では小さく写っている人々、近づくとどう見ても普通ではない衣装と髪の色。コスプレ趣味の人たちの撮影会になっているのでした。ど派手な格好が多い中、ダブダブのサッカーのユニホームらしきものを着た、でも頭は赤青緑の集団が...ああ、イナズマイレブンのようです。

まさか芸文館が撮影会を主催しているわけではないでしょうけども。ネットで集合でもかけているんでしょうか。蘇我でやっていたのを思い出しますが、岡山にもいるんですねえ。芸文館前は広々としていながらオブジェもあり、撮影には格好の場所。もしかしてあの人たち、美観地区にも行くんだろうか。それはそれで、撮影の名所ではあるが、観光客はギョッとするだろうな...

さて本題のコンサートですが、バイオリンの高嶋ちさ子とチェロの古川展生、ピアノの近藤亜紀の3人による室内楽です。高嶋さんの軽い毒舌と、ダシにされる古川さんの軽妙なやり取りが面白く、音楽は素人でも聞いたことのあるポピュラーな曲中心、合間にはピアノやチェロの奏法紹介・体験、さらにはバイオリンの聴き比べなどもあり、楽しい2時間でした。

バイオリンの聴き比べは、年始の番組「格付けチェック」を思わせる、名器ストラディバリウスと2-3万円のバイオリンを、聴衆が目をつぶって聴き、どちらがどちらかを当てるというもの。倉敷のお客さんは、(推定)99%がちゃんとストラディバリウスを当てることができた、という素晴らしい結果でした。もちろん僕たち夫婦も正解。残響というんでしょうか、響きが違いましたね。などと知った風な口をきいてみたりして。

曲目

  1. 愛の挨拶 (エルガー)
  2. ジャクリーヌの涙 (オッフェンバック)
  3. アヴェ・マリア (カッチーニ)
  4. トルコ行進曲 (モーツァルト)
  5. 幻想即興曲 (ショパン)
  6. 白鳥 (サン=サーンス)
  7. ハンガリー狂詩曲 (ポッパー)
  8. ブエノスアイレスの夏 (ピアソラ)
  9. 映画音楽特集 (モーツァルト)、(ブラームス)、ニュー・シネマ・パラダイス
  10. ピアノ三重奏曲第1番より第1楽章 (メンデルスゾーン)

コンサートを楽しく聴き終え家に帰ると、ジェフの方は横浜FC相手に4-0と望外の快勝。こっちもよかったよかった。


タグ:倉敷 音楽

6/23(土)吉備津神社のアジサイ [花]

本格的な梅雨シーズン、先週は台風も来ましたが、なかなかお出かけ日和になりません。

幸いこの週末は青空はおがめないものの曇りで踏みとどまってくれたので、久しぶりに花の名所に出掛けてみました。

吉備津神社 アジサイ園

岡山県でアジサイの名所として知られる吉備津神社。

この鳥居が神社の入口というわけではなく、廻廊からあじさい園への登り口にある鳥居です。

吉備津神社 アジサイ園

吉備津神社 アジサイ園

まっすぐ上る階段の両脇を、アジサイの花が埋め尽くしてくれています。

吉備津神社 アジサイ園

登り口付近には赤系が多いですが、一つ前の写真にあるように上の方は青・白系が多く、涼やかな景色となっています。

吉備津神社 アジサイ園

吉備津神社 アジサイ園

階段の一本道だけでなく、途中で枝道もあり、石畳や石垣との取り合わせもまた風情があります。

アジサイ

アジサイ

アジサイ

赤、紫、青と代表的な3色のアップ。

アジサイの色について、酸性土壌だと青、アルカリ性土壌だと赤になるとよく言われますが、遺伝的に決まるという説があったり、同じ花でも変化していくこともあるとのことで、酸アルカリ説は必ずしもいつも当てはまるものではないようです。

ガクアジサイ

ガクアジサイもなかなか美しい。 

ガクアジサイ

遠景に赤のアジサイを望みつつ、ガクアジサイを見る。

ガクアジサイ

ガクアジサイ

こちらはガクアジサイのアップ写真です。外側についている花のように見えるのが装飾花と呼ばれ、花弁のように見えるのは萼で、その真ん中にある白い粒のようなものが本当の花の部分です。上の写真では色の薄い萼の真ん中にある花が開花しています。

中央の粒の固まりも一つ一つが花で、上の写真では4分の1ぐらいが開花、下の写真では紫色に見えるところが少しだけ開花していることが分かります。

...というような知識を最初から持っていたわけではなく、家に帰ってこの記事を書こうとしてちょっと調べたところで分かりました。最初から知っていたら、ちょっと違った見方・撮り方をしていたかもしれません。


タグ: 岡山

6/6(水)金星の太陽面通過

ここのところ忙しくて毎朝早朝出勤、加えてEURO2012も始まり、毎朝早起きしてEUROをダイジェストで見てから出勤、夜も早くは帰れず、と平日はいっぱいいっぱい、土日もバタンキューの状態です。すっかりブログ更新を怠っている間に、標記の話題から2週間も経ってしまいました。今さら...ではありますが、せっかく写真を撮ったので、残しておくことにします。

金環日食(岡山では部分日食)に続き、21世紀では最後のチャンスと言われる「金星の太陽面通過」がありました。この日、全国的にはあいにくの空模様で残念ながら観察できなかったところが多いようですが、ここはさすが「晴れの国おかやま」の本領発揮。終始太陽ぎらぎらの好天に恵まれました。

平日なのでずっと張り付いて観察するわけにもいかず、仕事の合間を見ながら外に出て写真を撮ったため、時間的にはとびとびですが、経過を収めることができました。すぐに外に出られる職場環境もプラスでした。

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8時07分。このときはまだ左端です。

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9時51分。少し中よりに動いています。

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10時29分。少し上の方に動いただけ?カメラの角度が一定でないからかもしれません。

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12時28分。一気に右端近くまできてしまいました。

日食と違い、小さなホクロのようなものなので、肉眼で(もちろん太陽メガネを通して)見てみてもなかなか気付きにくいのですが、それでも職場の皆で回してみていると「ああー分かる分かる!」と歓声が上がりました。こうして写真にしてみるとよく分かります。

自分含め普段は天体現象に興味のない一般市民もフィーバーに乗った、今年の天体ショーでした。それにしても、ようやくデジカメで太陽を撮るコツをつかんだところなのに、もう当分ないとは残念。


タグ:太陽 天体 金星

6/3(日)児島・旧野崎家のサツキ [花]

児島にある野崎家塩業歴史館・旧野崎家住宅・野崎家旧宅は、塩田で財を成した野崎武左衛門が建てた豪壮なお屋敷です。前にも一度来たことがありますが、庭園を彩るサツキツツジがちょうど今時分が見頃ではないかと思い、訪れてみました。

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入場料金は大人500円。入場受付になっている長屋門をくぐると、右手には土蔵群が目に飛び込んできます。

順路案内に従い左手に進むと、まず表玄関があります。覗いてみると、中庭を囲んだ開放的な間になっています。

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次はメインの表書院と庭園です。まずは門からサツキが垣間見えます。

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表書院とサツキの庭。

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書院の縁側越しに見たところです。

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こちらはソテツの緑が鮮やかです。

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サツキの庭は、なかなか一斉に咲きそろうところがなく、満開と咲き始めがまちまちになっています。ソメイヨシノのように庭一面が染まることにはなっていませんでしたが、見方を変えれば長い間花を楽しむことができるともいえます。

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こちら中座敷は部屋が延々と続く、子どもにとっては遊びがいのある部屋。大人の目で見ると掃除が大変そう。なお、上がることはできません。

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こんなものを見つけたので撮ってみました。珍しい、屋根は瓦で四方ガラスの明かり取り窓です。

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土蔵は上部漆喰塗り、下部が焼杉板の壁です。焼杉板については以前当ブログでちょこっと紹介しました。

写真を撮ったり展示を見たりしながらじっくり回って約1時間、お客さんは数人だったのでのんびりと楽しめましたが、出る頃になってバスの団体客が到着、急に賑やかになりました。確かにバス用駐車場もあったのですが、ここに寄るとはなかなか通なツアーですね。鷲羽山あたりとセットになっているのでしょうか。

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門の外の庭では睡蓮の花が開いていました。カメやカエルものんびりと過ごしていました。

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最後におまけ。野崎家と道をはさんだ向かいには地元児島の「桃太郎JEANS」があるのですが、その横にあった自動販売機が、桃太郎JEANSコラボモデル。へえー、こういうのもあるんですね。


タグ: 岡山

5/26(土)RSKバラ園 [花]

バラが見頃を迎えたRSKバラ園に今年も行ってきました。

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好天の土曜日の午後一番、さすがに駐車場が混んでいて、ハウジングプラザのさらに南側に臨時駐車場が設けられていました。 多少駐車場内で空きを探してウロウロすることはあったものの、駐車待ち行列になるというようなことはありませんでした。この点はやはり大都市圏にはないメリットです。

千葉時代には京成バラ園、谷津バラ園などが身近にありましたが、バラの株数ではRSKはこれらの約2倍の規模。もしかして全国有数か、と思って調べてみたました。以下、バラの株数によるバラ園ランキングです。

1位は岐阜県可児市の花フェスタ記念公園、同数2位が青森県十和田市の花鳥渓谷と鹿児島県鹿屋市のかのやばら園、4位は行ったことあります茨城県石岡市の茨城県フラワーパーク、5位岩見沢市のいわみざわ公園バラ園、6位山形県村山市の東沢バラ園と続いて、7位がRSKバラ園で15,000株。1万株以上のバラを有するのは以上7園のみです。

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情報はこれぐらいにしておいて、後はバラの写真をひたすら並べることにします。

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少し色合いの違う花が同じ株に咲いている。

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赤のバラの列を背景に、花束のような黄色いバラ。

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木々の間のキラキラをバックに撮ってみました。光のボケは、PENTAXのレンズの方が良かったな。ちなみに今回のレンズは冒頭の1枚を除き、Tamron MODEL A09 SP AF28-75mm F/2.8 を使用しています。

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この花は、ちり紙のような不思議な素材感の花びらでした。 

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陽光を浴びて、赤いバラが燦然と輝いています。

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賑やかなピンク。

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こういう縁取りのようなツートンカラーが個人的には好みです。

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今回ほとんどがバラのアップの写真ですが、これは園内に広がる色とりどりのバラをいい雰囲気でとらえられたかなと思っています。広く撮ろうとすると間延びした感じになって華やかさを欠き、なかなか思うような仕上がりにならないので。

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こちらは、とても花のつきのいいピンクと白の花のボリューム感を強調してみました。

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青系のバラではあまりいい被写体がなかったのですが、唯一これは花の形にも納得がいったので、収めました。後ろのごちゃごちゃしたのがなければより良かったのですが。

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最後の方はほとんどコメントなしの手抜きで恐縮。

この日は初夏のような日差しで、撮影に夢中になっていると汗ばんでくるほどでした。一眼レフ、ミラーレス一眼、コンパクトカメラ、携帯電話と、老若男女皆カメラを手にしてバラにレンズを向ける、そんな光景が広がっていました。


タグ: 岡山 バラ

5/21(月)部分日食 : 倉敷にて

日本列島で何十年に一回の金環日食、それも今回は東京・名古屋・大阪という大都市圏がそろって観測範囲に入るという、まさに「世紀の天体ショー」です。

残念ながら岡山は金環日食にはならず、部分日食の地域でしたが、今日は朝から晴天で絶好の太陽観測日和です。

子供の学校で全員購入の太陽メガネ(アーテック社の遮光板)で太陽を見ると、ばっちり観測できました。

以下は遮光板を通して撮影した写真です。

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6:48

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7:14 (この間ちょっと時間がとんでいるのは、朝食および朝の支度のため)

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7:24

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7:27

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7:28 (岡山で食が最大の時間)

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7:29

もっと見たいところでしたが、会社に遅刻するわけにも行かないのでこのあたりで切り上げ。

手持ち撮影なので、多少写真の角度にばらつきがあるかもしれませんが、まずまずよく撮れたと思います。

ところで今アーテックのHPを見たら「カメラなどの光学機器と組み合わせて使用しないで下さい」との注意書きを発見してしまいました。日経パソコンの記事に、コンパクトデジカメなら太陽メガネ越しの撮影が可能と書いてあったのですが、カメラに後遺症が残ったりしないかな...大丈夫だよな...

直接撮影以外の日食の風景としては

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マンションの共用廊下にうつるちょっとした影が日食の形になっている。

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木漏れ日が三日月形。などがありました。

どこでもかしこでも晴天だったわけではない中で、倉敷はバッチリの天気に恵まれ、金環ではなかったにせよ、幸運な朝だったことには間違いありません。


タグ:岡山 日食

坐骨神経痛に苦しむ [生活]

遡ること1週間前、5/12(土)の朝。寝ている間に、寝返りをうって体の右側を下にしたら痛く感じて、姿勢を変えないと眠れない...ということがあって、朝目覚めたら。

右の臀部に鈍い痛みが走り、起き上がろうとすると今度は右足に痛みが。それもちょっとやそっとじゃない、起き上がるのもままならないほどの激痛です。

寝室からリビングまで行くのにも、右足を一歩つくだけで激痛が走るので、ほとんど左足一本で体重を支えてのびっこ歩きでした。

どうしたんだろう...と思いつつ、家で静養していても一向に収まらず。右足が痛くてひざが伸ばせないので、その夜は布団で寝ることができず、ソファーで横になって眠くなるのを待つだけでした。その日は微熱も出て、かなり苦しみました。
日曜になってもちっとも快方に向かわず、さすがにこれは医者にかからないといけないということに気付くのですが、日曜はどこも休診なので、月曜を待つしかありません。

その間に、整形外科の評判をネットでいろいろ調べてみましたが、ちょっと評判のいいところを見つけたと思うと賛否両論だったりして、なかなか決め手がありません。結局うちの2軒隣にある整形外科に落ち着きました。

診察の結果は、坐骨神経痛。原因は、おそらく一時的な椎間板ヘルニアだったのではないかとのこと。というのは、レントゲンを撮ったら椎間板のふくらみ・飛び出しは見られず、現時点では正常な状態であったためです。

ともあれ、手術がいるような大げさな状態ではなかったのは何よりですが、医師の診断は1週間会社を休んで静養しなさいとのこと。

その日は松葉杖を借りて、玄関まで100mかそこらですが松葉杖をついて帰りました。生まれて初めて使う松葉杖ですが、両手で体重を支えなければならず、結構大変。結局、二度と使うことはありませんでした。

薬が効いて、翌火曜日には痛みが治まり、ぼちぼち外にも出たくなってきたので、水曜には早くも会社に出社。痛みがなくなったとはいえ、足に張りがあり、突然の痛みも怖いので、おっかなびっくりのノロノロ歩きが精一杯です。

水木と会社に出て、徐々に普通に歩けるようになり、今は概ね発症前の歩き方・寝方ができるようになりました。

一度発症すると癖になることもあるらしいので、これからは腰をいたわり無理をしない生活を心がけなければ。


タグ:坐骨神経痛

5/5(土)世羅からの帰り道とスーパームーン [花]

世羅で半日楽しく過ごしたツケが思わぬところで回ってきました。

尾道道から山陽道に向かう途中での道路情報案内板に「福山東-玉島 事故渋滞10km」の文字が。もとより、行楽シーズンの夕方の上り、普段はまず渋滞に縁のないこのあたりでも、福山西-福山東間のトンネルの連続のところで速度低下、場合によってはちょっとした渋滞程度は経験もあり覚悟していましたが、まさかの渋滞10km。

こういう混みあう時期だからこそ追突事故など起こりやすく、かくいう自分も米子道で経験あるのですが、よく渋滞する区間なら出る通過所要時間の情報が全く出ず、どのぐらいの渋滞か見当もつかない。多少の長丁場を覚悟し、福山SAで飲み物を調達がてらハイウェイ情報ターミナルで調べてみても、やはり所要時間情報がありません。と思ったら渋滞長が15kmに伸びていました。

福山東で降りて一般道?いやいや、福山から倉敷まで2号線というのは仕事で何回か経験あるけど、結構混んで時間がかかるし、この時間東インターから2号線までの道路は夕方だいたい混むよな。それを思うと、笠岡までは高速で行って、そこから下道を行った方が...
車を走らせると、福山東ICの手前100mぐらいで路肩に流出車の待ち行列ができ始めています。出口でこの渋滞なら降りた後も当分ノロノロだろう、やっぱりこのまま高速だな。と納得して直進。

しかしこれが甘かった。

福山東ICを過ぎて2kmほど行ったところで早くも渋滞の最後尾につかまります。それも、ピタリと止まってノロノロ進み、またピタリと止まる。ダラダラ進む交通集中渋滞と違う、事故や車線規制特有の停車時間の長い渋滞です。先に進んでもちっともペースアップしない。

結局、笠岡ICでようやく降りるまで、約10kmに50分もかかってしまいました。渋滞は鴨方ICの少し先が先頭とのことだったので、この時間帯渋滞長は20km近くあり、通過に90分はかかったものと思われます。

完全に結果論ですが、福山東で降りとけばよかった。混んでたって、30分もあれば笠岡までは来ていたでしょう。もっとも、本当に下に降りて30分かかっていたら、「あのまま高速に乗っていればよかった…」なんて思っていたことでしょうけど。

ちなみに笠岡を降りてからは、2号線に出ず高速に平行して進み、里庄・鴨方・金光まで線路を越えずに北側を進んで、玉島唐船の交差点で2号線に出るルートで行ったところ、15kmを30分ぐらいのペースで抜けることができ、多少溜飲が下がりました。

明るいうちに家に帰るつもりだったのに、鴨方のあたりでもう真っ暗、空には大きな月が。

家に帰ってネットを見てみると、この日の月はスーパームーンといって月がいつもより明るく大きく見えるとのこと。いちおう写真を撮ってみました。

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ここまで上がると、大きさもよく分かりませんが...

スーパームーン

収穫は、コンパクトデジカメの16倍ズームでも月の表面がそれなりに分かるくらいまで撮れると分かったこと、およびこのように月を撮るシャッタースピード等について学んだことでした。


タグ:世羅

5/5(土)香山ラベンダーの丘 ポピーフェスタ [花]

時計はもう午後4時を回ろうかというところでしたが、せっかく世羅まで来たので時間いっぱい楽しもう、ということで、世羅高原農場から「さるすべり街道」を南へ下り、香山ラベンダーの丘に寄りました。

世羅高原農場を出たときはまだ駐車場に相当数の車がいたのに対し、さすがにこの時間とあってラベンダーの丘では駐車場もかなり空いていました。

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園内でも人の数はぐっと少なく、広々と・のんびりと過ごせました。

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前回のチューリップの写真と並べるとずいぶん地味に見えますが、ここ単体で見ればなかなか華やかです。奥の方の虹の形の植え込みがあるエリアのポピーはまだこれから開花というところで、緑がほとんどでしたが。

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このぐらい圧縮すると華やかさが引き立ちますね。

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背景に赤や紫の違う種類の花も入れて、少し派手目にしてみました。場所によりちょうど満開のエリアと、花とつぼみが混在しているところがあり、全体としては若干早めだったかもしれません。そのため、アップで写真を撮るとつぼみの独特の形が目に飛び込んできてしまいます。

閉園の5時まで過ごしましたが、最後は本当に人が少なくなり、貸切に近い気分で過ごすことができます。人の記念写真を撮るには傾いた強烈な日差しの処理が難しいですが、それを気にしなければここは夕方が案外お勧めかもしれません。

ただしこの日は、5時までのんびり過ごしたことが”凶”と出てしまいました...
続きは次回。


タグ: 世羅

5/5(土)世羅高原農場チューリップ祭 [花]

今年もやって来ました世羅高原。昨年は芝桜と菊桃、藤とポピーでしたが、今年は2年ぶりに世羅高原農場のチューリップを見に来ました。

連休後半ピークの日の午後一番とあって、まずは駐車場に入るのにも外の道から列に並びました。「こんなに大きな駐車場だったけ?」と思うぐらい大きな駐車場にずらりと車が並んでいます。
僕達は世羅インターから案内看板通りに東側の山田川ダム方面から回りこんできたのでそれほど長くはありませんでしたが、184号線の方から来るルートはかなり長蛇の列になっていたようです。

世羅高原農場チューリップ

入口を入った瞬間から、チューリップの織り成す風景に皆が「きれいー」と声をあげます。 こちらは虹の畑。このアングルで見ると直線的な帯ですが、引いてみるとアーチ状の帯が虹の形を作っていてなんとも見事。

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さすがにピークと思われる日だけあって、この場所にこんなに人が!と驚くぐらいの入りです。とはいえ、これが首都圏近郊にあったら...と思うと、とてもこの程度では済まないでしょう。駐車場に数十分待ち、園内でも牛歩…となっているに違いありません。そう考えると、やはりこれだけの規模のものをゆったり見られるというのは贅沢な楽しみです。

さてここからはチューリップの写真が延々と続きます。

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ピンク一色の中に時々間違って?違う種類が混在しているのもご愛嬌。

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この写真はちょっと陰った瞬間ですが、白一色もとてもきれいでした。

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こちらは日が当たったとき。輝くような白さです。

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白い縁取りのピンクもとても美しい。同じ種類の赤も一輪混じっています。背景の紫がまたいい。

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別の場所で、こちらは赤に白の縁取り。これも背景との対比がよい。

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気持ちいいぐらい、ずばっと一直線で分けられた赤と白。なぜか向こう側にいる人々も、白の方だけに偏っているのが面白い。

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黄色一色の海です。ワンポイントの赤がまた鮮やか。

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選んだ写真を見ると、どうも僕はこのタイプのやつが好みのようです。

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ここは放射状の色分けが見事でした。逆光なので人物を入れて撮るには向かない時間帯でしたが、多くの人が代わる代わる記念写真を撮っていました。

初恋の丘の花絵

最後に、巨大な花絵の「初恋の丘」。1.5haの畑に20万本ものチューリップを植えて花絵を描いています。展望台があるのですが、ここは本当に順番待ちの長蛇の列ができていたので、あきらめて一段下の通路から撮影しました。

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全体としては大きな花びらと五線譜をイメージしたラインの構成とのことでした。

負け惜しみではなく、高いところから見なくてもチューリップの間を歩くだけで十分楽しめます。

次の場所へつづく。


タグ:世羅

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