11/25(日)京都紅葉巡り(1) 清涼寺 [花]
11月の3連休で唯一天気のいい日曜日に、紅葉真っ盛りの京都に日帰りで行ってきました。
朝一番の新幹線で、京都駅には7:41に到着。東京からの一番列車より30分早い時間に着けるのは岡山ならではのメリットです。JR嵯峨野線に乗り換えて、嵯峨嵐山へ。嵯峨野観光鉄道のレンタサイクルを借りて、嵯峨野のお寺巡りに出掛けました。レンタサイクルは一日1,000円。後々「うーん自転車が邪魔だ・・・」「やっぱり自転車を借りといてよかったなあー」という両方の思いがやってくることになります。
最初は、紅葉スポットとしてはややマイナーな「嵯峨釈迦堂」五台山 清涼寺へ。
(実は、最初に常寂光寺に行くつもりが、道を間違えてこの寺へたどり着いたので、とりあえず入ってみようということにしたのですが)
朝の爽やかな青空の下、モミジとイチョウが彩りを添えています。
モミジをバックにイチョウを透かして見る。
黄色のモミジも鮮やか。
スポットライトのように朝日を浴びて。
本堂の前から多宝塔、仁王門、そして背景に嵐山を望む。少し霞んでいますが、境内含め、のびのびとした風景です。この後経験する喧騒が嘘のよう...
ここで一旦外へ出て、隣の宝筺院へ行ったのですが、それは後で書くことにして、戻ってきてからの清涼寺の写真を続けて載せます。
仁王門を外から。
拝観料400円を払って本堂に上がり、奥の庫裏から眺めた庭の風景。
小堀遠州作と伝えられる枯山水の庭園ですが、豊かな木々に囲まれ、石は縁の方に配置され、砂をほとんど使わず、苔に起伏を与えている、一風変わった枯山水です。
赤と黄色のコントラストがあまりに見事だったので、色々なアングルからバシャバシャと写真を撮ってしまいました。
光に浮かび上がるモミジ2景。
清涼寺のまとめとして、嵯峨野の他の寺と比べて紅葉・黄葉の数は少なく、その分人も少ないです。嵯峨野らしい紅葉を楽しみたいなら常寂光寺や宝筺院が断然上ですが、人込みが嫌いな人、木一本一本の写真をじっくり撮りたい人には、ここも悪くないです。
とはいえ、行ったのは朝一番なので、この後どれぐらい混み合ったのかは分かりませんが...
清涼寺編は以上、次は宝筺院です。
大慈寺の紅葉 [花]
今日、11/23はJ1昇格プレーオフ決勝。我が家ではジェフ千葉を応援していたのですが、結果は後半残りわずかのところで先制点を奪われ、敗戦。あと数分無失点だったら、それでJ1行きだったのに。
また来期もJ2か...。ここは頭を切り替えて、J1に上がって負けが先行して苦しむよりも、J2なら確実に勝ち先行になるであろうこと、岡山や四国にまたジェフが来ることで、良しとしましょうか。苦しい言い訳だな...
さて、振り返って標題の件。今日現在もう落葉しているようですが、Yahooの紅葉情報にも載っている大慈寺の紅葉を見に行った日のことを以下に記します。
2012/11/4(日)
尾道道の世羅ICから北に走って30分ほど。吉舎(きさ)にある大慈寺です。Yahoo!紅葉情報やJR西日本の紅葉情報では見頃とのことですが、Yahooの紹介ページを見ても池と建物が見える写真が載っているだけ、どういう点で紅葉の名所なのかよく分かりません。
カーナビで行けるだろうと思っていたら、ナビに細かい道が入っておらず、現地で右往左往。地図を印刷していくべきでした。国道184号の上下分かれ交差点を右折、300m先の定住促進住宅前を左に曲がり、また300m先で左の山の方に上がる道を行くと大慈寺です。今は尾道道の工事車両が通るようで、その看板が目立ちます。
着いて最初に目に入る光景がこれ。
鏡のような池にお堂が映っています。が、無粋に横切る電線と電柱が景観を台無しに。そして、背景の森はほとんど緑。これが紅葉の名所...?
少し歩いて角度を変えると、ここでも池は鏡のようで見事ですが、やはり電柱が目障りで、モミジも後ろに見えるものの、控えめ。
ですが、横を見ると、紅葉がきれいなグラデーションを描いています。背後が竹林なので赤がより映えます。
池の周りをぐるっと回って奥にあるのが本堂。なかなかの風格です。駅のベンチのような椅子が、ちょっとアンバランスですが。
こちら、園通閣というのでしょうか(園の字に自信なし)。風格のある建物です。屋根の合間に紅葉が望めます。
花頭窓越しに紅葉の風景を切り取ってみました。立って撮るかしゃがんで撮るかで紅葉の入り方も変わってきます。
釣鐘越しに紅葉を眺めたところ。
青空と緑、赤がきれいでした。
こちらは逆光気味に。黄葉も後ろに見えます。
紅葉三景。緑があるので引き立って見えますね。
来たのは朝一番ですが、カメラを携えたベテラン夫婦が一組、二組とやって来ました。着いた瞬間の池越しの風景での無粋な電線には皆一様にがっかりしていましたが、じっくり歩いてみるといい紅葉があり、写真を撮りに来た者にとっては意外と撮り応えのあるスポットでした。
住職さんが「どこから来たの?」と声をかけてくれて、岡山からですというと、近頃は山口とか島根とか遠方からも来る、インターネットで見てくるらしいね、とのお話でした(僕もその口)。車は道路に面したところにも止められますが、そこだとダンプが通るので危ないから、奥まで入ってきてもいいよ、とのことでした。
【まとめ】ネットで見て大慈寺ってどんな感じの紅葉の名所だろう?と思った方へ。
一般的な「紅葉の名所」のような華やかさはなく、紅葉の本数も少ないです。一方で、人は少なく静寂を味わうことができます。
木の一本一本は立派で、写真をじっくり撮りたい方には、穴場スポットとしてお勧めできます。
一方、特段写真趣味のない方には、正直言ってお勧めできません。現に、一緒に行ったウチの奥さんは、すぐに見るものがなくなり、僕がカシャカシャ写真を撮っている間、車の中で音楽を聴きながらじっと待っていました。
それなりの覚悟がある方、近隣で行くのが苦にならない方だけ行けばよいスポットです。このまま静かな大慈寺であってほしい。そういう思いもあります。
6/23(土)吉備津神社のアジサイ [花]
本格的な梅雨シーズン、先週は台風も来ましたが、なかなかお出かけ日和になりません。
幸いこの週末は青空はおがめないものの曇りで踏みとどまってくれたので、久しぶりに花の名所に出掛けてみました。
岡山県でアジサイの名所として知られる吉備津神社。
この鳥居が神社の入口というわけではなく、廻廊からあじさい園への登り口にある鳥居です。
まっすぐ上る階段の両脇を、アジサイの花が埋め尽くしてくれています。
登り口付近には赤系が多いですが、一つ前の写真にあるように上の方は青・白系が多く、涼やかな景色となっています。
階段の一本道だけでなく、途中で枝道もあり、石畳や石垣との取り合わせもまた風情があります。
赤、紫、青と代表的な3色のアップ。
アジサイの色について、酸性土壌だと青、アルカリ性土壌だと赤になるとよく言われますが、遺伝的に決まるという説があったり、同じ花でも変化していくこともあるとのことで、酸アルカリ説は必ずしもいつも当てはまるものではないようです。
ガクアジサイもなかなか美しい。
遠景に赤のアジサイを望みつつ、ガクアジサイを見る。
こちらはガクアジサイのアップ写真です。外側についている花のように見えるのが装飾花と呼ばれ、花弁のように見えるのは萼で、その真ん中にある白い粒のようなものが本当の花の部分です。上の写真では色の薄い萼の真ん中にある花が開花しています。
中央の粒の固まりも一つ一つが花で、上の写真では4分の1ぐらいが開花、下の写真では紫色に見えるところが少しだけ開花していることが分かります。
...というような知識を最初から持っていたわけではなく、家に帰ってこの記事を書こうとしてちょっと調べたところで分かりました。最初から知っていたら、ちょっと違った見方・撮り方をしていたかもしれません。
6/3(日)児島・旧野崎家のサツキ [花]
児島にある野崎家塩業歴史館・旧野崎家住宅・野崎家旧宅は、塩田で財を成した野崎武左衛門が建てた豪壮なお屋敷です。前にも一度来たことがありますが、庭園を彩るサツキツツジがちょうど今時分が見頃ではないかと思い、訪れてみました。
入場料金は大人500円。入場受付になっている長屋門をくぐると、右手には土蔵群が目に飛び込んできます。
順路案内に従い左手に進むと、まず表玄関があります。覗いてみると、中庭を囲んだ開放的な間になっています。
次はメインの表書院と庭園です。まずは門からサツキが垣間見えます。
表書院とサツキの庭。
書院の縁側越しに見たところです。
こちらはソテツの緑が鮮やかです。
サツキの庭は、なかなか一斉に咲きそろうところがなく、満開と咲き始めがまちまちになっています。ソメイヨシノのように庭一面が染まることにはなっていませんでしたが、見方を変えれば長い間花を楽しむことができるともいえます。
こちら中座敷は部屋が延々と続く、子どもにとっては遊びがいのある部屋。大人の目で見ると掃除が大変そう。なお、上がることはできません。
こんなものを見つけたので撮ってみました。珍しい、屋根は瓦で四方ガラスの明かり取り窓です。
土蔵は上部漆喰塗り、下部が焼杉板の壁です。焼杉板については以前当ブログでちょこっと紹介しました。
写真を撮ったり展示を見たりしながらじっくり回って約1時間、お客さんは数人だったのでのんびりと楽しめましたが、出る頃になってバスの団体客が到着、急に賑やかになりました。確かにバス用駐車場もあったのですが、ここに寄るとはなかなか通なツアーですね。鷲羽山あたりとセットになっているのでしょうか。
門の外の庭では睡蓮の花が開いていました。カメやカエルものんびりと過ごしていました。
最後におまけ。野崎家と道をはさんだ向かいには地元児島の「桃太郎JEANS」があるのですが、その横にあった自動販売機が、桃太郎JEANSコラボモデル。へえー、こういうのもあるんですね。
5/26(土)RSKバラ園 [花]
バラが見頃を迎えたRSKバラ園に今年も行ってきました。
好天の土曜日の午後一番、さすがに駐車場が混んでいて、ハウジングプラザのさらに南側に臨時駐車場が設けられていました。 多少駐車場内で空きを探してウロウロすることはあったものの、駐車待ち行列になるというようなことはありませんでした。この点はやはり大都市圏にはないメリットです。
千葉時代には京成バラ園、谷津バラ園などが身近にありましたが、バラの株数ではRSKはこれらの約2倍の規模。もしかして全国有数か、と思って調べてみたました。以下、バラの株数によるバラ園ランキングです。
1位は岐阜県可児市の花フェスタ記念公園、同数2位が青森県十和田市の花鳥渓谷と鹿児島県鹿屋市のかのやばら園、4位は行ったことあります茨城県石岡市の茨城県フラワーパーク、5位岩見沢市のいわみざわ公園バラ園、6位山形県村山市の東沢バラ園と続いて、7位がRSKバラ園で15,000株。1万株以上のバラを有するのは以上7園のみです。
情報はこれぐらいにしておいて、後はバラの写真をひたすら並べることにします。
少し色合いの違う花が同じ株に咲いている。
赤のバラの列を背景に、花束のような黄色いバラ。
木々の間のキラキラをバックに撮ってみました。光のボケは、PENTAXのレンズの方が良かったな。ちなみに今回のレンズは冒頭の1枚を除き、Tamron MODEL A09 SP AF28-75mm F/2.8 を使用しています。
この花は、ちり紙のような不思議な素材感の花びらでした。
陽光を浴びて、赤いバラが燦然と輝いています。
賑やかなピンク。
こういう縁取りのようなツートンカラーが個人的には好みです。
今回ほとんどがバラのアップの写真ですが、これは園内に広がる色とりどりのバラをいい雰囲気でとらえられたかなと思っています。広く撮ろうとすると間延びした感じになって華やかさを欠き、なかなか思うような仕上がりにならないので。
こちらは、とても花のつきのいいピンクと白の花のボリューム感を強調してみました。
青系のバラではあまりいい被写体がなかったのですが、唯一これは花の形にも納得がいったので、収めました。後ろのごちゃごちゃしたのがなければより良かったのですが。
最後の方はほとんどコメントなしの手抜きで恐縮。
この日は初夏のような日差しで、撮影に夢中になっていると汗ばんでくるほどでした。一眼レフ、ミラーレス一眼、コンパクトカメラ、携帯電話と、老若男女皆カメラを手にしてバラにレンズを向ける、そんな光景が広がっていました。
5/5(土)世羅からの帰り道とスーパームーン [花]
世羅で半日楽しく過ごしたツケが思わぬところで回ってきました。
尾道道から山陽道に向かう途中での道路情報案内板に「福山東-玉島 事故渋滞10km」の文字が。もとより、行楽シーズンの夕方の上り、普段はまず渋滞に縁のないこのあたりでも、福山西-福山東間のトンネルの連続のところで速度低下、場合によってはちょっとした渋滞程度は経験もあり覚悟していましたが、まさかの渋滞10km。
こういう混みあう時期だからこそ追突事故など起こりやすく、かくいう自分も米子道で経験あるのですが、よく渋滞する区間なら出る通過所要時間の情報が全く出ず、どのぐらいの渋滞か見当もつかない。多少の長丁場を覚悟し、福山SAで飲み物を調達がてらハイウェイ情報ターミナルで調べてみても、やはり所要時間情報がありません。と思ったら渋滞長が15kmに伸びていました。
福山東で降りて一般道?いやいや、福山から倉敷まで2号線というのは仕事で何回か経験あるけど、結構混んで時間がかかるし、この時間東インターから2号線までの道路は夕方だいたい混むよな。それを思うと、笠岡までは高速で行って、そこから下道を行った方が...
車を走らせると、福山東ICの手前100mぐらいで路肩に流出車の待ち行列ができ始めています。出口でこの渋滞なら降りた後も当分ノロノロだろう、やっぱりこのまま高速だな。と納得して直進。
しかしこれが甘かった。
福山東ICを過ぎて2kmほど行ったところで早くも渋滞の最後尾につかまります。それも、ピタリと止まってノロノロ進み、またピタリと止まる。ダラダラ進む交通集中渋滞と違う、事故や車線規制特有の停車時間の長い渋滞です。先に進んでもちっともペースアップしない。
結局、笠岡ICでようやく降りるまで、約10kmに50分もかかってしまいました。渋滞は鴨方ICの少し先が先頭とのことだったので、この時間帯渋滞長は20km近くあり、通過に90分はかかったものと思われます。
完全に結果論ですが、福山東で降りとけばよかった。混んでたって、30分もあれば笠岡までは来ていたでしょう。もっとも、本当に下に降りて30分かかっていたら、「あのまま高速に乗っていればよかった…」なんて思っていたことでしょうけど。
ちなみに笠岡を降りてからは、2号線に出ず高速に平行して進み、里庄・鴨方・金光まで線路を越えずに北側を進んで、玉島唐船の交差点で2号線に出るルートで行ったところ、15kmを30分ぐらいのペースで抜けることができ、多少溜飲が下がりました。
明るいうちに家に帰るつもりだったのに、鴨方のあたりでもう真っ暗、空には大きな月が。
家に帰ってネットを見てみると、この日の月はスーパームーンといって月がいつもより明るく大きく見えるとのこと。いちおう写真を撮ってみました。
ここまで上がると、大きさもよく分かりませんが...
収穫は、コンパクトデジカメの16倍ズームでも月の表面がそれなりに分かるくらいまで撮れると分かったこと、およびこのように月を撮るシャッタースピード等について学んだことでした。
5/5(土)香山ラベンダーの丘 ポピーフェスタ [花]
時計はもう午後4時を回ろうかというところでしたが、せっかく世羅まで来たので時間いっぱい楽しもう、ということで、世羅高原農場から「さるすべり街道」を南へ下り、香山ラベンダーの丘に寄りました。
世羅高原農場を出たときはまだ駐車場に相当数の車がいたのに対し、さすがにこの時間とあってラベンダーの丘では駐車場もかなり空いていました。
園内でも人の数はぐっと少なく、広々と・のんびりと過ごせました。
前回のチューリップの写真と並べるとずいぶん地味に見えますが、ここ単体で見ればなかなか華やかです。奥の方の虹の形の植え込みがあるエリアのポピーはまだこれから開花というところで、緑がほとんどでしたが。
このぐらい圧縮すると華やかさが引き立ちますね。
背景に赤や紫の違う種類の花も入れて、少し派手目にしてみました。場所によりちょうど満開のエリアと、花とつぼみが混在しているところがあり、全体としては若干早めだったかもしれません。そのため、アップで写真を撮るとつぼみの独特の形が目に飛び込んできてしまいます。
閉園の5時まで過ごしましたが、最後は本当に人が少なくなり、貸切に近い気分で過ごすことができます。人の記念写真を撮るには傾いた強烈な日差しの処理が難しいですが、それを気にしなければここは夕方が案外お勧めかもしれません。
ただしこの日は、5時までのんびり過ごしたことが”凶”と出てしまいました...
続きは次回。
5/5(土)世羅高原農場チューリップ祭 [花]
今年もやって来ました世羅高原。昨年は芝桜と菊桃、藤とポピーでしたが、今年は2年ぶりに世羅高原農場のチューリップを見に来ました。
連休後半ピークの日の午後一番とあって、まずは駐車場に入るのにも外の道から列に並びました。「こんなに大きな駐車場だったけ?」と思うぐらい大きな駐車場にずらりと車が並んでいます。
僕達は世羅インターから案内看板通りに東側の山田川ダム方面から回りこんできたのでそれほど長くはありませんでしたが、184号線の方から来るルートはかなり長蛇の列になっていたようです。
入口を入った瞬間から、チューリップの織り成す風景に皆が「きれいー」と声をあげます。 こちらは虹の畑。このアングルで見ると直線的な帯ですが、引いてみるとアーチ状の帯が虹の形を作っていてなんとも見事。
さすがにピークと思われる日だけあって、この場所にこんなに人が!と驚くぐらいの入りです。とはいえ、これが首都圏近郊にあったら...と思うと、とてもこの程度では済まないでしょう。駐車場に数十分待ち、園内でも牛歩…となっているに違いありません。そう考えると、やはりこれだけの規模のものをゆったり見られるというのは贅沢な楽しみです。
さてここからはチューリップの写真が延々と続きます。
ピンク一色の中に時々間違って?違う種類が混在しているのもご愛嬌。
この写真はちょっと陰った瞬間ですが、白一色もとてもきれいでした。
こちらは日が当たったとき。輝くような白さです。
白い縁取りのピンクもとても美しい。同じ種類の赤も一輪混じっています。背景の紫がまたいい。
別の場所で、こちらは赤に白の縁取り。これも背景との対比がよい。
気持ちいいぐらい、ずばっと一直線で分けられた赤と白。なぜか向こう側にいる人々も、白の方だけに偏っているのが面白い。
黄色一色の海です。ワンポイントの赤がまた鮮やか。
選んだ写真を見ると、どうも僕はこのタイプのやつが好みのようです。
ここは放射状の色分けが見事でした。逆光なので人物を入れて撮るには向かない時間帯でしたが、多くの人が代わる代わる記念写真を撮っていました。
最後に、巨大な花絵の「初恋の丘」。1.5haの畑に20万本ものチューリップを植えて花絵を描いています。展望台があるのですが、ここは本当に順番待ちの長蛇の列ができていたので、あきらめて一段下の通路から撮影しました。
全体としては大きな花びらと五線譜をイメージしたラインの構成とのことでした。
負け惜しみではなく、高いところから見なくてもチューリップの間を歩くだけで十分楽しめます。
次の場所へつづく。
4/21(土)たけべの森公園の桜 [花]
八重紅枝垂桜の名所、たけべの森公園に今年もやって来ました。京都でも十二分に満喫しましたが、4月中下旬に咲いている桜というと、どうしてもこれになってしまいますので。
この日は抜けるような晴天。やや風が強く翌日は雨の予報だったので、これが最後の見頃だろうと目されていました。上の2枚の写真は芝生広場横の枝垂桜並木で、誰しもここを訪れると「ほぉー見事ねぇー」と声をあげる場所です。
背景に椿の赤を入れて、桜のアップを。
こちらはヤマツツジとの競演です。藤右衛門の小径のヤマツツジは満開花盛りでした。
「桜の道」方面に遊歩道を歩いていくと、時季違いのせいか桜の花はほとんど見ることができませんでした。延々と歩いて、このヤマツツジが唯一の収穫です。こちらは先ほどの写真と比べて花は少ないですが、緑の中で弾けるような生命力を感じました。
藤右衛門の小径を奥の方に下っていくと、花びらが絨毯のように小径を埋め尽くす光景に出会えます。
森をバックに花を撮ってみました。たけべの森に来たらコレ!と思って来たのですが、昨年撮った写真よりも今ひとつの出来・・・。花のつき方、風による枝のゆれ具合など、ちょっとしたところで条件が少しずつ違っており、いつも同じように思い通りに撮るのは難しいです。
4/16(月)備中国分寺・菜の花と桃と桜 [花]
あいにくの曇天模様の一日でしたが、出かけたついでに写真をいくつか撮りました。
標題の備中国分寺に行く前に、まず1枚目の写真は高梁川沿いのとある里の風景です。菜の花と桃と桜の競演、里の春の風情です。
備中国分寺の五重塔と菜の花を入れたアングルですが、曇天のため色合いが悪く残念。
もう少し近づくと、まだ桜の花が残っていました。盛りを過ぎていたのでブルーシートの花見客はおらず、静かでよかったです。
周辺では桃が花盛りを迎えています。外国人観光客がサイクリングをしている姿も見られました。ここを選ぶとは、なかなかの日本通の方々のようです。
菜の花越しに、国分寺の前の混色の桃の花を見る。
晴れていればもっと綺麗なんだろうけども。菜の花の鮮やかな黄色が桃を引き立ててくれていました。